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フレンドの遺言状―それでもあなたはワクチンを打ちますか?

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文芸社
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獣医師のレビュー ★☆☆☆☆
 飼い主さんに「この本読んでみてください」と渡されました。
 一読しましてなんとも言えない気分になりました。ところどころ腹を立てたりあきれたり、読み進めるのがつらい本でした。

 この本の内容がみな間違っているとはいえませんが(市販フードより手作りのフードがいいというのはその通りだと思う)、鵜呑みにされたら困るというのが正直なところです。獣医師(著者)という立場で世に問うには感情的すぎる内容なのではないでしょうか。

  たとえば、著者はワクチン接種がフレンドの苦しみの元凶だったと「確信しました」と書いています。これはフレンドという個体に対しての確信であって、ほかの動物にあてはまるわけではありません。でも獣医師がこのような言い方をしたら飼い主は「ワクチン=癌」という断定的な構図を受け取りますよね。自分の資格を前面に出し、生死にかかわる問題を論じ正確を期すのであれば、参照文献(論文)などを添え、しっかりと裏づけされたデータを提示してください。
 犬や猫では癌をはじめとするヒトと同じような病気の発症率が上昇しており、これは動物を家族と考える飼い主の認識の変化と無関係ではありません。飼い主と動物との距離が縮まり、ちょっとした体調不良でも病院に連れて行こうという意識が高まっています。だから病気の検出率が増大しているという考え方もできます。また、ワクチンの可否はともかく、犬では特にフィラリア予防の徹底によって寿命が飛躍的に延びました。高齢化に伴い、さまざまな病気が現れてくるのは不思議ではありません。発病の原因をワクチンにかぎり、「だから癌やてんかんが増えた」という結論を導くのは短絡的です。
 
 ほかにも。…フレンドの病気は精神的ストレスの影響の方が大きかったんじゃないのかとか、ワクチンプログラムが製薬会社や獣医師に利するものであるとの告発を否定しないけれどワクチンの功を意識的に無視していませんか?とか。突っ込みどころはたくさん。

動物を亡くしてその原因を解明したいという姿勢、フレンドとその飼い主(著者の姉)との交流には何も言うことはありません。それは一飼い主のプライベートな物語です。

 これからこの本を読む動物の飼い主さんは内容と一定の距離を保ちながら読んでください。動物病院で働くスタッフの方であれば、この本を読んだ飼い主さんとお話する場を想定して読んでください。考えるきっかけになる本であるといえます。購入は勧めませんが。
私は犬にも猫にもワクチンを打っていません。 ★★★★★
私は犬にも猫にもワクチンを打っていません。
ドックフードもうちのワンコは食べていません。

手作り食に毎日ほんの少しの漢方的なものを混ぜています。
どの子も病気には全くなりません。

私のこの方針はこの本を読む前からです。

この方針にする前は
たくさんの犬猫を保護し一緒に生活して
たくさんの医療を施し、たくさんのお金をかけ、それでもみんな難病になっていきました。
保護された犬猫たちは、普通では考えられないくらい苦労や苦痛を経験した子たちです。
それなのにまたこんなに苦しむなんて…。
悲しくて悲しくて、調べて調べて、やっと自分の方法にたどりつき
苦労や悲しい思いをたくさんしてから助け出されて私の元に来た子たちが
やっと癒されるようになりました。

私の周りの犬、猫、人間は、
過剰医療を受けたあとにガンになる例があまりにも多すぎます。
うーん・・・冷静な目で判断してほしいですね ★★☆☆☆
これを見てワクチンを打たなくて・・・といった考え方にならないように注意すべきだと思います。

ワクチンは必要です。

現実を語っているのは理解できますが、無知な飼い主が犯した実態だということも認識するべきだと思います。
あとは、すべてを第三者が悪いという捉え方にならないように気をつけるべきです。

個人的にも10年以上、犬(家族)と生活している立場の意見としては、「飼い主の無知が一番の罪」だと思います。愛情が深い分、感情論になるのも理解できますが・・・。

大切なことは「飼い主が、犬を飼うと言うことが色々な意味でどれだけ大変なコトなのか」キチンと勉強して正しい情報を集め、
その上で飼い主が責任を持って生活していくべきだと思います。あとは、正しい獣医師を見極めることですね。

生体の違うモノを人間の生活に人間の都合で入れ込むワケですから、それくらいは最低限度のコトだと思います。

正直、買うまでの本ではなかったですが実情も書いていると言うことで2つ☆かな・・・。
偏りすぎ ★★☆☆☆
しつこい。はっきり言って文章が重複しすぎでイライラします。重複部分を削ればページ数は3分の1になる。しかも自宅にいた1匹の犬のケースをセンチメンタルに考えすぎていると思う。買ってまで読むような本ではない。ですが、ワクチンやドッグフードの実態を一般市民に知らせる数少ない書籍という意味では高く評価できる。
不幸だけど ★★☆☆☆
要するに、無知な飼い主と無責任な獣医との間の出来事を綴った一冊である。参考になるかならないかを別として、ワクチンの両面性を知ることと良識な獣医を見極めることは飼い主が身につけなければならない最低限の知識と常識でしょう。