おうちごはんも革命できるかな?
★★★★☆
アウトドアの料理と言うと、男の料理、豪快、特別な道具にシチュエーション、というキーワードが思い浮かびますが、この本の料理は少し違う感じ。
もちろん著者が女性ということもあるのでしょうが、かといってそれほど女性っぽくない印象です(性別で云々は様々な語弊が生じますが)。
野外でしかできない料理の本ではないですし、野外なのにそこまで手をかけるか!?って感じでもないですし。
私にはちょうど良い程度の野外料理「指数」の本です。
レシピは試していないので口に合うかは未知数ですが、野外料理定番のバーベキューやカレーのバリエーションが紹介されているので、いつもと同じメニュー(確かにラクなんですよねー、考えなくていいから定番って)を少し「革命」するのにいいかも知れません。
それよりもなにより感心したのは、調味料や道具に関するコラム。
最近話題のル・クルーゼが実はアウトドア向きだとか、スターバックスのスプーンが大さじ2であるとか、実際に日常の料理でも利用できるアイデアが掲載されています。
外ごはんといえども日常の料理の延長線上にあるのですね。
私が実際にこの本を利用するような場面は当分先ですが、当面は見て楽しもうと思っています。
さあて、おうちごはんも革命できるかな?