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白の真実-警察腐敗と覚醒剤汚染の源流へ-

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: エクスナレッジ
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万歳 ★★★★★
この人は凄い。 道警をこれだけ書く人をみなさん、見たことがあるでしょうか? どうしてこれだけ凄い事を本にみなさん書けないのですか? 
書きたくても書けない人ばかりなんでしょうね! 曽我部司 私が思うに男の中の男 真の男だと思う。
私は学歴もないしバカです。ただ正直な気持ちを書いてみました。
手に汗握る“読ませる”ルポ ★★★★★
ワイドショーでも新聞でも事件の表層はなどっても、次々と起こる事件の掘り
下げなしない。 検察・警察の調査費のような組織を挙げて行なっている犯罪行
為が、正される日が来るのだろうかとも思う。
 そんな私でも、拳銃を出すことと引き換えに行なわれる覚醒剤・盗難車の密輸
という警察、税関、ロシア・中国マフィア、ヤクザが一体となった組織犯罪を、
本作でも個人として追う著者の姿勢には頭が下がる。
 真面目な警察官であっても組織がそれを是とする限り、捜査の不作為を唱える
事ができようか? マスメディアが報道せず、それを助長している現在、著者の
ような脅しに負けないフリージャーナリストは宝であり、多くの読者がそれを応
援する事こそ隠された巨悪の追求への入り口となろう。
地域を見据えるジャーナリストの叡智 ★★★★★
 『北海道警察の冷たい夏』を、稲葉事件という一つの現場に徹して築き上げた推理(理論)にもとづく静的な作品とするならば、今回はその実践編ともいうべき形で、最北端の稚内から沖縄に至るまでの幾多の現場に赴き、ときには身を危険にさらしてまで、縦横に動きを展開して産み出した、いわば動的な作品であると言えるだろう。
 確かに本書によって「警察腐敗」の真相にどれだけ迫れたかといえば、著者が自らを「ひとり社会部」と称してその弱点を認めるように、おのずと限界が見えるところがあるかも知れない。しかし、著者自身の動きの広がりによって、単なる警察だけの問題に留まらない、現実の社会が抱えるさまざまな矛盾がかえって広く明るみになったように思われる。
 たとえば、犯罪自体が決して増加していないにも関わらず、治安の危機が大都市部において過剰に意識される一方で、不法滞在者と不法物の流入による治安の崩壊は、人口が少なく警戒の手薄な日本の周縁地域部において、きわめて切実に展開している。その事態の深刻さは、地域在住者である著者の目をもってでなければ、ここまで明白にはならなかっただろう。
 東京を中心とした視点から、都市部の問題を付和雷同的にしか扱わない大手マスコミの報道により、当の「警察腐敗」をはじめとして、さまざまな「話題」が日々現れては消えていく中で、本書は、問題の本質をじっくりと見据えて広角な光を当てる、ジャーナリズムの叡智とその社会的意義を再認識させる作品である。
驚愕 ★★★★☆
 著者は、覚醒剤と拳銃をめぐる暴力団と警察の癒着構造を「ケーキ」と表現している。もちろん、この本を読んでも重層的なケーキの上層の部分は見えてこない。つまり、道警の闇の一端しかわからない。しかし、その根の深さには驚愕をおぼえる。そして、著者がこの腐敗の構造を解明しようとする姿勢には自然と頭が下がる。