米国のビジネススクールでマネジメントを学んだことがあり、また、会社でも社員満足度調査をやっている部署にいたこともあり、人のマネジメントや動機付け等だいたいの内容はわかっているつもりでした。確かに本に載っているコンセプトやツールは馴染みのあるものも多くありましたが、なんといってもこの本のいいところは、著者が実際のコンサルタント業を通じて得た生の体験や実践結果を踏まえ書かれたものであるため非常に説得力があるところだと思います。「社員の理性やロジックに訴えかける事業戦略・計画」と「感性やハートに訴えかける経営ビジョン」の重要性といった経営層、経営スタッフ向けの内容から、コミュニケーションや承認報酬などどんな職場の管理職にも必ず必要な考え方まで大変網羅的な構成となっており、経営者だけでなく、ミドルマネジメントや人事労務担当者まで幅広く役立つ良著だと思います。おススメ！

内容は、いろんなビジネス書などをアレンジした二度焼きでこれといったものは感じませんでした
。机上の空論で現実味はもとんど無理な印象でした。どこにどういう提案して、実績が上がったなど皆無で、会社の風土という概念が二転三転して、所詮社員は使い捨て、指導者には向かず、むしろワンマン経営、社員その次暖かさは全く感じませんでした

CEとともにESも大切、という著者の主張に共感を覚えます。
特に「仕事自慢ミーティング」「チェック・イン」といった斬新な提案は実にありがたく、弊社でも実行してみます。「聴くことは話手に報酬をあたえること」という指摘には、目を開かれました。多謝

「社員満足」という言葉に魅かれて買いました。

どうせ、感動とか会社のファンを作るとかについての本でしょ？くらいに思っていたのですが、違いました！
会社のどこに問題があるかを分析し、具体的な方策を「社員の立場に立って」＋「経営者の目から」＝「会社の未来を拓いていく施策」が載っています。
会社感動モノ、熱血モノって確かに面白いけれど、自分の会社では導入できるはずもなく……なんて考えていましたが、この本に載っている方法ならば、今日からでもすぐにできる「会社改革」でした。
社長の立場の人ならばすごく効果が高いんでしょうが、私のような平社員でもできることも載っていて、とてもためになりました。
リーダーや、管理職の人にも読んでほしいです。
平社員なので星は４つにしましたが、経営者や経営者になりたいと思っている人ならば☆を沢山つけたくなるに違いありません。良書です。

会社経営に対する著者の理念がよくわかり、共感を覚えます。そして、理念だけでなく具体的に実践する方法も詳しく示されていて、すぐに取り入れることができます。
また、本書に書かれていることは、会社経営者のみならず、集団を率いる立場にある人なら誰でも参考となるような内容が詰まっています。教員やスポーツチームの監督・キャプテンなども、読めば得るものがあるいと思います。