1冊に4話も入っているだけあってテンポ良い!

コメディ路線で、小ネタ満載なのが好き。上田次郎と山田奈緒子の掛け合いとか。よくづれる矢部警部のヅラとか。怪しい教団とか。

確かに視覚トリックは小説だと難しい面もありましたが、テレビで観た事のない私でも、なんとなく理解出来ました。


テレビ版「トリック」が好きな方も観た事のない方も是非。

他の方も書いているが、小説独自の面白さは皆無。ドラマを見ているのを前提で、そのシーンを回想して脳内補完する、という類のものです。小説単体として読んだ場合、本当にドラマ内容を簡略化して台詞を並べただけ、というような感じのもので小説というより、台本を読む感じに近いでしょうか。何回もドラマを繰り返し見たって人には必要ないだろうし、ドラマを見ていない人には説明不足過ぎるし、描写も稚拙。良いところを見出すのが難しい本。余程関連グッズを全て集めたいという人以外にはお勧めできない。

いい作品だと思いますよ。僕は、この本以外に上田次郎の本や山田奈緒子の本も読んでいますが、やはりドラマにそって書かれたこの本が一番面白いですね。僕は、この本をあっと言う間に読み終えてしまいました！

ファンの人は読むべきです！
ＴＶでＴＲＩＣＫを知った人、映画で知った人・・・本を片手にドラマを見るのも一興かと思います。

内容は、やはりトリック！（当然ですね）しかし、ドラマを見ていない人にはあまりお勧めできない本です。
ドラマを見て少しでも「おもしろいな～」を思ったら買い！な作品です。

ドラマを見てファンになったら買うべき。
ただ本を読むのが苦手な人は少しオススメできない。
何気に普通の本より少し長め・・かな？
本好きならばあっという間に読めます。
それぐらいテンポの良い書き方です。

まぁ、トリック知らない人は手に取る事はほぼ無いかも。
ドラマの文庫本の運命みたいなモンかな。