学者として ダメと思ったから 書いた本?
★★★☆☆
1.内容
2009年9月時点での、齋藤メソッドのまとめ(著者の本をたくさん読まれた方なら、どこかで見た話だとわかるだろう)。10冊読書法、3色(赤・青・緑であって、一般的な黒・赤・青ではない)ボールペンの活用、その他。
2.評価
初めて齋藤メソッドに触れるならば、この本という選択はあろう。しかし、逆に書けば、今までの本を読んでいる人にとっては、別に必要ないかも、と言える。また、いただけない内容もある。たとえば、やたらインターネットやパソコンを否定したがっているが、それなら、齋藤さんは、学者としてどうなのだろう。ある一部の資料にはアクセスしないと宣言しているようなもので、著者の学者としての仕事に不信感を持った(いまや、学者の本でもインターネットにアクセスして、参照・引用する時代であるのは、学者の論文を読めば、誰でも理解できよう)。以上、齋藤メソッドの紹介星4つ、いただけない内容が多いことで星2つ、中間を取って星3つ。
一読の価値あり
★★★★★
本書は齋藤氏が経験を踏まえた上で、実践し、効率の良い「読む」「書く」「話す」の技術を丁寧に説明している知的生産術である。
何度も登場しているものばかりであるが、実はこれでうまくいかず、こうしたという部分が共感できた。齋藤氏の業績の根源を学ぶことが出来、大変参考になりました。
本書に関してはいまひとつ得られるものが少ない・・・
★★★☆☆
斉藤メソッドで有名な斉藤孝先生の本ということで期待して読み始めましたが、Web検索の否定から入っており、やや精神論的な感じで疑問符がつきました。Web検索の活用を前提として、そのうえでの勝負という「高速道路の先が渋滞」という方が自然な感じがするのですが・・・
また、3色ボールペン法の記載もありました。これは過去に試してみたこともあったのですが、すぐに挫折しました。金銭的制約も考えると、多読には図書館の活用が不可欠で、本を汚して使うというやり方だけでは続かなかったからです。
ホームページを見ると膨大な量の著作が並んでいました。さすがにすごいと思いつつも、本書に関してはいまひとつ得られるものが少なく、内容が少しうすいように感じました。
情報の再現性へのこだわり
★★★★★
多作すぎる作家さんの一人だと思うので、日ごろは手に取らないのだが、
本好きとしては心惹かれる装丁だったので購入。
この本を読んで知ったのが、本に線を引いたり、ページを折ったりすることに、
目印以上の効果があるということ。
それも全て「読んで終わり」で済ませず、後で情報を活かすためなのだから、
ひと手間かける価値は大きい。
ただし、そう考えると、タイトルにある「一瞬でモノにする」という言葉は
いかがなものか?とは思うが。
タイトルで購入すると、内容にがっかりする
★★☆☆☆
読む、書く、話す技術については、書かれていなく、
それらの質の高い私は、こんな事をしてます。
とう言う、感じの本。
有る程度、本を読んでるビジネスマンが読めば、
「それ知ってるし、当たり前だし、聞いた事ありますけど。」
と言いたくなる文章が多く、新鮮さ無い。
●本で感じた事
・共感できる部分が少し
・共感できない部分が少し
・すでに新鮮さが無い部分が大半
●タイトルの期待と内容の相違
内容は、著者のメモや、本の読み方の方法が紹介されている。
読む、書く、話す技術をどのように身に付け、どのように発揮するのか
に対しては、説明が無いのでタイトルだけで購入すると、がっかりする人も多い。
本を読んだ後の感じは、
ちょっと、優秀な上司と会話をした感じに似ている。
それが、価値があるか、無いと感じるかで、本の評価が違うでしょう。