ピアノで「ロック」と「ラグタイム」と「ジャズ」
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解説によると、ラグタイム、ブルース、ブギウギ、ロックなどのジャズのリズムを、クラシック・ピアノの生徒に学んでもらうために書かれた本だそうです。ジャズの重要な要素であるシンコペーションのリズムを習得して、リズム感を磨くことが著者の目的とあります。
全12曲。「松ぼっくりのラグ」、「ビスケット・ブギ」、「横縞模様のロック」、「あい色のブルース」といった、おもしろいタイトルの曲が並んでいます。弾いていて楽しい曲ばかりでした。ピアノを習っていた当時、嫌いなツェルニーより真面目に練習していたほどです(笑)
対応するレベルはよくわかりませんが、同時期にはツェルニー30番やプレインベンション、ソナチネあたりを弾いていたような気がします(うろ覚えですが)。