政治ネタばかり
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毎年楽しみにしている一冊です。
これを読んで1年前を振り返ると、政治や犯罪に関する話題が風化する速度に驚くのも毎年恒例の感じがします。
今年は、ほとんど政治ネタで、スポーツ関係の話も政治に絡めているのがほとんどです。
著者の炯眼に恐れ入る…
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昨年後半から半年ほど病気療養されていたので、今年は「大問題」は出るのかなぁ…と心配していましたが、なんのなんの、これまで以上のパワーでした!
何よりも驚いたのは、ひと月前から問題になっている所在不明の超高齢者と年金不正受給疑いについて、舛添要一氏が厚生労働大臣だった時期(自民党が政権を失って1年になりますね)を場面に、既に今を見透かしたように漫画の題材にしておられたこと。本書のちょうど真ん中あたりに、某国の来賓を相手に物語っています。
そして、今の民主党のゴタゴタさえも、預言者のごとくピタリと描いていたこと…
いしいひさいち、恐るべし!!
今年も笑いました。
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いしいさんの政治風刺漫画が大好きなので、毎年楽しみにしている「大問題」。今年もパワーは落ちず(それよりもますます磨きがかかり)、思い切り笑ってしまう作品が多かった。今年は2コマ漫画の掲載が多かったように思うが、2コマできちんとオチがついているからいしいさんはすごい。
峯さんのコラムは読むところと読まないところがあるのだが、このコラムが威力を発揮するのは、実は数年後ではないかと思う。というのは、例えば10年前の「大問題」を読み返すとき、「あれ、こんなこともあったか?」と思うこともあって、そんな時にコラムを読むと、「ああ、そうだった」と思い出すことが多いからだ。