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ラウタヴァーラ:弦楽オーケストラのための作品集 - カント I - IV /ゾルターン・コダーイへのオマージュ /組曲/バラード

価格: ¥1,408
カテゴリ: CD
ブランド: Ondine
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The music of Finnish composer Einojuhani Rautavaara (b. 1928) is a wily mix of regional Romanticism and many of the European trends in atonality that began in the 1950s. Yet Rautavaara's music is both endurable by and accessible to the first-time listener. This two-CD set of works for string orchestra appeared on two Ondine discs, both released in 1995. It offers a wide range of works that highlight Rautavaara's compositional strengths and musical interests. Disc one contains his tone poems, works that tend toward the Romanticism of Sibelius, especially Pelimannit--The Fiddlers (1952) and the gorgeous Divertimento (1953). Disc two contains the more acerbic compositions of the latter part of the 20th century. Best here are Ballad for Harp and Strings (1973/1981) and Canto IV (1992). If you missed the original releases of this music, then track this one down. It's a must for Rautavaara fans. --Paul Cook
弦楽オケのための作品をすべて収録 ★★★★☆
ラウタヴァーラの弦楽オーケストラのための作品全集。カンガス指揮のオストロ・ボスニア管弦楽団である。
このアルバムは弦楽オーケストラのための作品集ⅠとⅡを合わせて2枚組みにしたもので、バラバラに買うよりだいぶ安い。

収録曲名を挙げると、(楽師たち ディヴェルティメン 弦楽のための組曲 フランツ・リストのためのオマージュ ベラ・バルトークのための墓碑銘 ゾルターン・コダーイへのオマージュ カントI カントII カントIII カントIV ハープと弦楽のためのバラード フィンランドの神話 オストロボスニアのポルカ)となっている。

ラウタヴァーラの弦楽オーケストラのための作品をすべて収録したアルバムであるが、そのためかなり作曲年代が広範に渡っており、異なった作風の作品が楽しめる。
初期の作品に属する「楽師たち」「ディヴェルティメント」「組曲」などは軽妙な音色でややおどけた楽しい音楽となっている。
後期になるにつれて憂いを帯び、どくとくのオレンジ色を放つようなエネルギーを帯びてくる。
カントⅠとカントⅡは自作の3幕のオペラで用いた音楽を転用したもの。
後期の作品といえるカントⅣあたりではいよいよゆったりと熱をはらむあの特有の作風が出てくる。
ハンガリーの作曲家へのオマージュ・シリーズともいえる楽曲が3曲収録されているが、これは私の好みでより後期らしい風合いの出ている「フランツ・リストのためのオマージュ」が壮大で気高く、気に入っている。
「ハープと弦楽のためのバラード」ではビステルのハープが彩りを沿えている。 
オケの音色はやや硬質かもしれない。もっと柔らかい音色で聴いてみたい気がするがまずは十分な内容。