熟年カップル用?
★★☆☆☆
結婚してすぐに読んでおけば、離婚にはいたらずに
いい夫婦生活を送れるのかも、といった内容。
夫婦仲良く暮らすためのアドバイスは参考になる。
が、すでに家庭崩壊していて離婚を考えている私にとっては、
ときすでに遅し、という感じ。
「家庭以外でのことを責めない」という項目は
浮気していても詮索しないということだと思うけど、
そういうところも、独占欲が強いひとには
合わない考え方だと思うし・・・。
50代以上の熟年夫婦で、
うまくいってないけど離婚はしたくない、
というひと向けの本なのかなという感想を持った。
自分は勝気と思っている人にはお勧めです
★★★★☆
勝気で、なかなか自分の方から折れることのできない人は、甘え下手。元々、温かい心を持っているのに、なかなか愛情には恵まれずにいる。そんな方の為に、少しずつ、少しずつ、心の鎧を外していけるよう、優しく丁寧に、愛情のコツを書いて下さっています。
書いてある事は、本質的には、他のカウンセラーの本とさほど変わりません。いくら立派な事が書いてあっても、読む人の性格に合う書き方でないと、なかなか心には響いてきません。自分に合う本を見つけるのも、大事な要素ですね。
勝気な者同士が、一心同体を理想にしてしまうと、不満ばかりが溜まっていきます。甘えたい気持ちが抑圧されて鬱積し、ねじれた形で噴出しがち。一心同体夫婦から、二心相互尊敬への転換を勧めています。
理屈っぽく考え込んでしまう男性には、「女はなぜ突然怒り出すのか?」「男はなぜ急に女にフラれるのか?」がお勧めです。相手の性格が飲み込めずに、接し方に悩んでしまう方には「心の合い鍵の見つけ方」がお勧めです。相手の思いを推察したり、相手の為にと思ってした事が、なぜ夫婦の間ですれ違ってしまうのか、原因が分ってくるでしょう。
いくら工夫しても、いくら愛情を注いでも、かえって酷くなるばかりと言う夫婦も、稀にはあるでしょう。そんなときは、「アダルト・チルドレン」について書かれた、斎藤学氏や西尾和美氏の本もお勧めします。いずれにしても、本を読んで納得し、快方に向かうのであれば、幸いです。深刻な場合は、カウンセラーへの相談をお勧めします。カウンセラーも色々です。どんなタイプがご夫婦に合うかは、この種の本を手当たり次第に眺めてみれば、たぶん見当がつくでしょう。
離婚回避
★★★★★
離婚を回避するヒントがあればと思い購入してみました。この本の内容で夫にどれだけ訴える事ができるかわかりませんが、私の中に力を与えていただきました。夫婦の問題は、とても複雑で自分でもどうしていいのか迷い悩んでしまっている現在です。
救われました
★★★★★
私は現在離婚協議中です。
私自身は離婚をしたくはないのですが、妻が一方的に出て行ってしまいました。
藁にもすがる思いで、いろいろな離婚関係の本を読みあさり、この本に出会いました。
これまで、自分は悪くないという気持ちに心が支配されていましたが、
この本で自分の未熟さに気付き、相手を受け入れることの大切さを学びました。
離婚回避できるかはわかりませんが、またやり直すことができるなら、
自分と妻をもっと大事にできるような気がしています。
前向きな気持ちにさせてくれるそんな一冊です。
夫婦の危機の人には役立たない
★☆☆☆☆
離婚を思いとどまり、やり直そうと、している人には不向きかも。倦怠期な夫婦状態を、見つめ直すにはいいけれど、説教っぽいし、きれい事な文章で、自分には、当てはまりませんでした。危機に直面している人は、もっと切実。具体的なアドバイスには欠けるかなと思います。