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ヤクザが店にやってきた―暴力団と闘い続けた飲食店経営者の怒濤の日々 (朝日文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 朝日新聞社
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彼らとの境界線 ★★★☆☆

宮本さんの体験談は大変参考になりました。
この本を読めば、弱みを握られないように「スジを通す」ことの大切さを実感できます。
そして理不尽な要求には絶対に屈してはダメなことも。

昔、私も不動産取引で彼らと色々ありました。
彼らとの境界線をしっかり保って接しないと、どんどん侵入される。
すっごく怖いなあと感じました。

宮本さんはその境界線を死守する気構えと行動がものすごく徹底してます。
我々も大いに参考にすべきです。

ただし、宮本さんの本は成功談ですので読み物としておもしろいですが、
本当にためになるのは失敗談とその分析ですよね。
まあ、そんな暗い話はだれも読まないか(笑)。

これからお店を始められる方には、気軽に読めてちょうどいい本かもしれませんね。
「裏」を知るということ ★★★★★
 まず、私がこの本を読んだ動機は、ヤクザがこの世の中に蔓延る理由や、ヤクザは私たち一般市民にどのように迫ってくるか、そして、そういう場合に彼らとはどのように戦ったらいいのか、の三点が主たるものです。幸運なことに、この本はこの三点について徹底的に論じてくれていました。
 正直なところ、私はヤクザと関わったことは一度もありません。けれども、ヤクザと関わるということが、いかに暗澹たるものなのかを痛感しました。と同時に、彼らとは関わってはいけないことに加え、彼らと戦わなければいけない時がもし来た場合に、服従するのではなく、徹底抗戦すれば勝てることがあるのかもしれないという勝機を見出すことができました。もちろん、これに関しては命がけだということは、この本が語る通りだと思います。
 ある人間のこころの表裏を見透かすことができれば、その人間の本性がわかります。同様に、私たちが生きるこの世界の表裏を知ることで、あなたにとって何か本質的なことが見つかるかもしれません。幸いなことに、この本はこの世界の裏を徹底的に論じてくれています。ぜひ、一読してみてください。
「侠客」対「ヤクザ」の戦いの書 ★★★★☆
 こんな人がいるのかと驚いた。宣伝文だけ読んで警察をバックに暴力団と闘っている象徴的な存在なんだろうと勝手な想像をしていたが、著者である宮本照夫さんが実は本物の「極道」より正義感あふれる「侠客」なんだと理解して納得した。つまり、これは「カタギ」対「ヤクザ」の戦いではなく、「侠客」対「チンピラ」の戦いなのだ。侠客とヤクザの違いを私はその志=侠気の有無にあると考えている。だから、私にとって著者である宮本さんは侠気溢れる侠客なのだ。しかも、何千人もの従業員を抱えてきたと言うことなので、大侠客である。たぶん、侠気溢れる魅力的な人なんだろうなあと感じた。評価が星3つは辛い評価だが、一応、岩井弘融さんの「病理集団の構造」との比較なので申し訳ありません。ただ、フィールドワーク論として読めば岩井さんの本よりかなりポイントは高い。かくいう私は「侠客の社会学」で3年後に博士号取得を狙っている。岩井弘融(理論)+宮本照夫(実践)に現代思想をミックスして・・・。勇気づけられる1冊である。飲食業者の方はもちろん、すべての社会学者にも読んでいただきたい1冊である。
飲食店経営者が考えておかなければいけないこと。 ★★★★☆
もし自分が店をもったら、なんていうことを想像したときに、そこへヤクザがやってきて暴れたらどうしたらいいんだろう。それ以上は想像が及ばないのですが、そういった想像をしたことのある人にはとても参考になる本です。川崎で数十年にわたって、パブ・スナックを経営し、「暴力団お断り」を貫いた方がこの本の著者です。実体験に基づいたものだけに、なるほどと思うことばかりですが、かなり怖い思いするのだな、とも思いました。いずれにしても、飲食店を開こうと考えている方は、備えていたほうがよいでしょう。
すごい人 ★★★★☆
いやー、すごい人です。暴力にひるむことなく敢然と戦っています。感動的です。しかし普通の人にはまねできないんじゃあないでしょうか。この作者も何度も危ない目に遭い、殴られたことも一度や二度ではありません。みかじめ料を渡してやくざに守ってもらったほうがずっと楽でしょう。