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MOOG [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ナウオンメディア
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MOOGについて ★★★★★
 本来、シンセサイザーというものは今のような「キーボード」ではなかった。音を発する「VCO」、音色として加工する「VCF」、低周波の「LFO」、音の輪郭を決める「ADSR」などに、「部品」として分かれていた。それをこの「MOOG」(タンス)のように接続コードで繋いで音を出すのだが、この繋ぐ順番を変えるだけでも新たな発見がある。その仕組みをトランジスタ化して商品にしたのがボブ・モーグ、その人である。
 本来学校の実験室などに鎮座していたシンセを、「楽器」にしたという意味でモーグの果たした役割は計り知れない。初期シンセは=シンセでは必ずしもなかったのだ。もちろん出たその当時は当然見向きもされず、概念が理解できなければ「ただのくず鉄(富田勲)」だったに違いない。
 『スィッチト・オン・バッハ』の登場により、序々に世に知れ始めたシンセは、もはや世の中になくてはならないものとなった。いっぽうでサンプリングの考え方が出てきて、こんにちのようなキーボードのような普及のされ方が果たして良かったかどうかの論もあるが、シンセを理解し、多用するミュージシャンの間で未だに「ミニ・ムーグ」が高値で取引されている事実が、「原点にして現役」のMOOGの優秀さを雄弁に物語っている。
 さて、モーグは近年(晩年、か)「VOYAGER」という恐るべきシンセを開発していた。言うまでもなく、ミニ・ムーグの現代版である。この映画でもそこかしこに出現するが、モーグ本人としてはこの後モジュラーシンセ(タンス!)の新作もやるはずだったに違いない。発言の端々からは意欲的な言葉が様々出て来るが、絶対そうだったに違いない。故に早すぎる逝去である。
 MOOG(シンセ)の使い方には制限はない。松武秀樹のように「自然音の模倣」も出来るし、エマーソンのようにリボン・コントローラで危なっかしいパフォーマンスも可能だ。録音を間違って消した場合でも、ジョン・ポール・ジョーンズのように曲間の穴埋めに使うことも有効だ。ハー・スペース・ホリデイのような不思議な世界はシンセなしにはできない。この楽器が生き延びる限り、モーグも永遠である。
電子楽器の歴史 ★★★★★
初めて「ムーグ(モーグ)・シンセサイザー」の音を聴いたのは、ビートルズのアビーロードだった。それだけでない。ビーチボーイズ、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、クラフトワーク、YMO、コーネリアスなど、多くのアーティストがこの電子楽器を使用している。
モーグ博士の半生とシンセサイザーの発展を追ったこのドキュメンタリーは、出演者も豪華な顔ぶれだ。キース・エマーソン、ガーション・キングスレー、ジャン・ジャック・ペリー、DJスプーキー、ステレオラブ、マニー・マーク等、出演者を見てもこの楽器の重要さが容易に理解できる。
歴史的資料価値もある映画だ。
MOOG博士の温かさが伝わる・・・ ★★★★★
あまりに突然、逝ってしまったモーグ博士・・・。彼の温かさと、彼を取り巻くアーティストたちの気さくな笑顔が、貴重なライブ映像以上に心に残ります。
博士のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
★★★★★
先月購入していたDVDを改めて見ました。
最後の博士の演奏シーンで涙が出ました。貴重なDVDです。博士の暖かい人柄に感動します。