巧すぎる、速すぎる、短すぎる
★★★☆☆
神宮の空に響いた曲は「プオ〜ン」という高音の外し、応援団の野太い歌声などもっと牧歌的だったし、こんなに速く上手ではなかった。曲も短すぎてまるで、数少ないチャンスなのに一球目から強打してゲッツ・ツー・・・みたいな物足りなさも。でもせっかくだから他の5校も聴いてます。
先に本命が出てしまったので・・・
★★★☆☆
キャッチコピーの「高校、社会人、プロ野球・・・。全ての球場応援曲の原点は東京六大学
野球にあり!」はまったくもって同感です。もっと喧伝されていいコピーです。
収録順も六大学応援団連盟の当番校の担当順になっており、かなりこだわって作っている
なあと好感が持てます。
演奏自体はとても洗練されていて「Sounds of 神宮球場」よりも完成度は高いと思います。
しかし何かが足りない。そう、パーカッションの迫力においては「Sounds of 神宮球場」
の方が圧倒的に上なのです。応援団鼓手による太鼓の有無が決定的な差となっています。
吹奏楽演奏ですから吹奏の音と競合しないようにパーカッションを控え目にするのは
当然なのですが、競技魂を鼓舞すべき応援演奏では太鼓を前面に押し出して欲しいと
思います。
企画がダブった上に先にリリースされた本家本命と比較されてしまう不運な1枚、
といったところでしょうか。
確かに上手い、しかし…
★★☆☆☆
「ベテラン楽団が六大学から拝借した譜面をスタジオで演奏している」といった趣のCDです。
過去の「ブラバン」シリーズでも多い意見ですが、臨場感はありません。
どこかのニュース記事で「コールも忠実に再現」とありましたが、
コールは中途半端に挿入されている上、間違いもあります。しかも大学生とは思えない声。
神宮球場の臨場感を味わいたいのであれば「Sounds of 神宮球場」の方を強くお勧めします。
星1つにしなかったのは、六大学ファンとして、これはこれで面白く聴ける1枚と思うので…。
ブラバン〜シリーズの最高傑作かも?
★★★★★
先行で出た「TOKYO BIG 6(収録曲はほとんど同じ!)」は演奏や録音状態が悪く、まるで
どこかのホールでカセット一発録音したみたいな内容でちょっと失望しました。
こちらも過去に評判の良くなかったブラバン〜シリーズだったので、正直あまり期待はしてなかったのですが、これがいい!高校野球とは違うぜよ!と、プロが本気モードで演奏してるってのが、ビシビシと伝わってくる迫力ある演奏でした。神宮で聴くのとは、ちょっと遅いテンポですが、ロックでもライブ盤とスタジオ盤ではスピードが違うので、まぁ許容範囲です。CDのクレジットに譜面協力で各校の応援団の名前が入ってました。なるほど、オリジナルの譜面を使えば変なアレンジもなく、こんなにカッコよく出来るんだと実感。
チャンスパターン・メドレーには「TOKYO BIG 6」と違って曲間のコール(かけ声)がしっかり収録されているのも盛り上がります。ホントは曲中コールも入れて欲しかったけど・・・。
又、メドレーなのに各曲の頭出しが出来るのも親切でいいと思います。
おかげで、大好きな慶應の「突撃〜コール〜ダッシュケイオー」をリピート再生してガンガン聴いてます!高校野球でも使っている曲、多数有るんで「ブラバン甲子園」次回があるなら、ぜひこの六大学野球アレンジで収録して欲しいです。今年の慶應高校みたいに!
余談ですが、リーダーとチアと吹奏楽部員が肩を組んでるジャケットは神宮でお馴染みの風景。ジャケ裏の、神宮球場外で、次の出番を待っている応援団のイラストもよかったです!
ブラバン甲子園から始まったこのシリーズ、3作目にして、ようやく最高の内容になったと思います。
どうなの?
★☆☆☆☆
六大学野球連盟が公認ってあるけど、六大学応援団連盟の公認ではないんですよね?
ということは、ブラバン甲子園と同じく変なアレンジがされていたりする可能性あり?
ブラバン甲子園のように期待を裏切ることになるかもね。
六大学の本物のバンドが演奏している「Sounds of 神宮球場」の方が、臨場感もあって、迫力もあって、いかにも応援って感じで好きだな。