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Isn't Anything

価格: ¥930
カテゴリ: CD
ブランド: Sire / London/Rhino
Amazon.co.jpで確認
   ものすごく密な音風景の傑作である、1991年の『Loveless』の3年前のこと、ダブリンの4人組マイ・ブラディ・ヴァレンタインはそのフルデビューアルバム『ISN'TANYTHING』で、なかなか気持ちのいいドリームポップを聴かせている。クリエイションの“シューゲイジング”の遺産としても、またソニック・ユースやピクシーズなどグランジ以前のギターバンドに肩を並べるにもふさわしい出来上がりであり、まだ方向の定まらないグループの魅力がよく出ている。音楽的発見に磨きがかかれば、さぞやすばらしいバンドになるだろうと予感させるのが、 『ISN'T ANYTHING』の最大の特長だろう。(Roni Sarig, Amazon.com)
Shoegazing未満 ★★★★★
1988年発表。Shoegazingの始祖の1stは80'sのオルタナティブ・ロックの雰囲気を引きずった,サイケデリックな彩り。しかし,ビリンダがかぼそくつぶやく"Lose My Breath"がある限り,2nd"Loveless"に引けをとらない名盤なのである。
無題 ★★★☆☆
さすがシューゲイザーの代名詞、マイブラ。
近作の音作りは唯一無二ですが、「ライブバンドではないな」とも思わされました。

「ラブレス」はどの曲が欠けても成り立たないイメージを持っていますが、このアルバムはなにやらごちゃごちゃしています。
これがマイブラが生み出すサイケデリアなのかもしれませんけれど。

いい意味で評価しづらい一枚。
upper ★★★★☆
 アイルランド結成、イギリス活動のshoegazerの雛形である彼らの3rd album。
 リリースは勿論creationから。

 どうしても4th "loveless"と比較されがちな今作で、4thをdownerとしたら3rdはupperとして捉えることもできると思います。
 骨子は2つの作品の中で相違ないですが、精神的にpunk/new waveなところが見え隠れして、つんのめったスネアドラムやギターカッティングは結構攻撃的です。

 それでもnoiseの洪水が押し寄せるようなゆったりした曲もあったりで、shoegazerの起源要素としての役割も大いに果たしています。
 その後期80'sな姿勢を形成しつつある中で、とてもカラフルなサイケデリックロック的要素も垣間見えて、当時の音楽ムーブメント過渡期のアーカイブスを捉える上でも重要な1枚です。

 荒っぽくて正直下手な演奏は4thよりもbandっぽくて楽しい。
ゾクゾクします。 ★★★★★
今聞くとシューゲイザーよりむしろグランジって感じがしますね。
(出た当時はそんな括りは無かったんでしょうけど)
Lovelessのギターが「恍惚」なら、こちらは「発狂」ってところでしょうか?
メロは激甘ですけどね。中毒性むちゃくちゃ高いです。
平衡感覚が… ★★★★★
My Bloody Valentineの3rdにあたるアルバムです。
これ以前の音源は2ndのEcstacy And Wineを除いて非常に入手困難になっています。

次作Lovelessと比べると明らかに疾走感のある早い曲が多く、フィードバック・ノイズも控えめですが、
2.Lose My Breathや6.All I Needなど非常に耽美的な曲もあり、全体的に非常にサイケデリックです。

アルコールが回って、平衡感覚が危うくなりながらも何処か心地良い…そんな感じの雰囲気がします。
そうなると、Lovelessはさらにアルコールが回って、眠ってしまた時に見た夢の中の世界みたいにも思います。

個人的にはノイジーなギターとPOPなメロディーがカッコイイ、10.You Never Shouldがかなり好きです。