蹴られる前に叩く男・蹴るのはいいけど、叩かれるのは嫌な女
★★★★☆
蹴られる前に叩く男・蹴るのはいいけど、叩かれるのは嫌な女
あらすじ
大切な人を守るために異形の存在、狗骸・雪房を身に宿した景。
自分の無力さを痛感した景は七日間の特訓を始めるが
その裏で、景を狙う謎の男や、崩が暗躍して・・・
感想
強くなるなるための特訓。なんて少年漫画的!
謎の男との邂逅、特訓など多くのイベントがありますが
今回は景の周りの人物たちも魅力的に描かれていて、そこも良し。
『君の友達を見せてくれたまえ。そうすれば君の全てが分かる』
ありがちな言葉ですが、真理の一部を突いた言葉。
2巻を見ていると、周りの人たちが気持ちよく描かれ
この人たちがいるから、今の景が存在するんだと心底納得できます。
少年漫画の楽しみの一つは、主人公に感情移入すること。
過去と今のつらなりが描写されているから安心して楽しめます。
下ごしらえがしっかりしてるケルベロス。
このまま行けば、結構大した作品になるのでは?
読んでからの一言
雪房のふさはフサフサのふさ!