知らない世界だった。
★★★☆☆
ヤクザと接点を持って蟻地獄にはまった青年の体験を下に
暴力団対応を長年やってきた筆者経験から青年の問題点や対策誤りを指摘しながら
青年が勇気を取り戻しヤクザと無事縁を切るまでを描いています。
また、最後に筆者の考える暴力団対策をまとめて記述していますので
ヤクザ対策に興味のある方の入門書として使用できると思います。
一番印象に残ったことは、自分自身で信念を持てばどんなに無茶な他人でも
話はできるとの言葉でした。
注:もちろん、ヤクザ対応は客観的事実を拾い集めて
警察に相談することだと筆者は定義しています。
個人的には、顧客とのトラブル対応で生かすことができる考え方だと
捉えています。
利害関係が真っ向から対立するはずのヤクザ相手との交渉を続けてきた
筆者の言葉だけに参考になりました。
ただ、個人的には読み物というよりマニュアルとしてこの本を捉えたので
この評価です。
実際にトラブルに巻き込まれいる方なら喉から手が出るほど欲しい情報だと思います。
他の方は、教養として目を通して損はないと思います。
力作
★★★★★
予期せず吸い込まれて読んでしまいました。
中身の濃い力作です。
非常にこわい現実です
★★★★★
生気を失った27歳青年が筆者の所に相談にきた所からは始まりますが、その話がこわいのなんのって!これが現実にあり、だれでも落とし穴にはまってしまいそうなので本当に世の中の怖さを実感いたしました。筆者は非常に暴力団関係の事例に経験豊富であり、勇気をもってこの世からやくざ的な悪をなくそうと一生懸命であり心打たれました。私も26歳で2代目の経営者であるので飲食関係でないにしても何があるかわからない世の中この本を参考にしつつ婚約者とともに合法な精神面ともに健康な生活を立てられるよう努力しない!といけないと思いしらされました、ぜひ彼女にもあの”青年の体験談”はこわいので読ませません(私はこの体験談を途中まで読んでこわくなって最後まで読めませんでした)が やくざから身を守る18か条を読ませてあげたいです。これはみなさんも読むべきです。世の中には善と悪が存在し、どこに落とし穴があるのである意味”ワクチン”としてこの本を読んで怯えてしまっても、このような状況に巻き込まれたときのために抗体を身につけておくべきではないでしょうか?