インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

手記 潜入捜査官 (文芸シリーズ)

価格: ¥1,296
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川書店
Amazon.co.jpで確認
日本の警察の暗部を知る ★★★★★
昔、法学部で刑事訴訟法を学習したとき、日本の警察は「おとり捜査」等は行わないものとして習いました。たしかに自白偏重主義が日本の捜査・裁判の特徴ではあるのですが、他方で、クリーンな捜査が保たれているという説明に納得していました。

しかし、本書では、「おとり捜査」ギリギリの潜入捜査が実際に行われていた実態を警察の第一線で活躍していた捜査官の目から非常にリアルに描かれています。

時は、銃器犯罪に対する世間の反発に応えて、警察組織挙げて銃器犯罪対策に乗り出した1990年代中盤です。1990年代前半は、犯罪白書等でも、刑事政策上、銃器対策の必要性が声高に叫ばれていました。それが、1990年代後半になると、犯罪白書でも銃器犯罪の減少が語られ、警察による銃器犯罪対策が奏功した旨、記載されていました。

当時、銃器犯罪減少は、単純に「好ましいもの」という受け止め方をしていました。しかし、その裏に、本書に描かれているような、警察所轄同士の熾烈な「銃器摘発点数合戦」があったことは知りませんでした。そして、その先に、功を急ぐあまりの潜入捜査があり、グレーな捜査に対する世論が高まると切り捨てられていった警察官たちがいました。

もちろん犯罪防止は重要ですが、他方で、警察力を用いる犯罪対策は、「毒をもって毒を制す」ことになりがちであることは決して忘れてはならないことを本書は思い出させてくれました。そして、そうした世論の不条理の板挟みに遭いながらも、日々、正義感を糧に職務に励んでおられる警察官の方に敬意を表したいと感じました。
(by JIN@<おとなの社会科>
緊迫感 ★★★★☆
非常に緊迫感のある内容だった。
警察という組織の実体を生々しく語る内容はかなり興味深いものである。どのように警察が犯罪を検挙するのかは、素人にはまったく創造がつかないものではあるが、この本を読むことによりその一旦(極端なケースかもしれないが)がみえた。