私はもちろん信者ではありません。でも、本の内容のあまりの類似さに、思わず笑ってしまいました。
「自分の体験談」→「ヨガの実践方法」→「それを実践した人の体験談」
と、最初の体験談以外は、ほぼ同じです。ちょっと色々なヨガの本を読むと、それは体験できる事実のようですが、それを「宗教」に持っていく所が面白いです。
ニヒルに、上祐は麻原を捨てて、オウムの最初のころに戻りたいんだなーと感じてしまいました。
そのような視点で見ると、なんとなく悲しい本だと思います。
わって来ますが後半の信者の体験談あたりのパートは奇麗
事すぎて前半の説得力を半減させている感が否めず・・・
出版の目的は信者獲得なんでしょうから致し方無しとは言
え前半と後半ではまったく雰囲気が反比例しており後半無
しの構成で出版した方が良かったのでは?と、人事ながら
お節介な事を感じてしまいました。
また、後半の信者の経験談等の見せ方がオウムの頃を彷!彿
させてしまっており前半の著述で元犯罪者とは言え著者の
事を見直しかけたのに、後半で嫌悪感を抱いたてしまうと
言う不思議な構成・・・・・・・
しかし、私の様に下世話な興味でこの本の購入を検討され
ている方は著者のフルカラー写真満載で芸能人本並の露出
演出には満足感を得られるかも?
しかし教団のホームページの方が充実してますが・・・・
個人的結論はこの教団は興味本位な好奇心で迂闊に近寄り
過ぎると失望させられる。アウトプットはソフトになった
ように見え勘違いしてしまうが強い骨子は変化無し。
油断大敵です。