彼女が、豊かな感性と深い洞察の持ち主でもあることは、彼女の書いた小説を読めば納得できます。 本書は、そんなパターソンが、自分の信じるところを素直な心で書き留めたエッセイです。小説とはまた違った彼女の一面を見ることができます。
この本の特に第1章の、なぜ神がいるのにこの世界に悲しいことがおこるのだろう、というくだりを読んで、パターソンの『テラビシアにかける橋』(Bridge to Terabithia)への理解が深まったように思いました。パターソンの好きな方はぜひ読んでみてください。