会社法がブームになった時の入門書
★★★★☆
著名な先生のようで日経新聞の経済教室にも載っていました。わかりやすい解説ですが、サマリーを知るにはちょうどよいです。ただし、実務的に必要な人は専門家なり、専門セクションの本を読むべきです。あくまでも新書で一般的な理解をするためです。今でもよくわからない部分はありますが、ネットや専門家等も多く、かなり浸透してきているため、それほど心配はいらないでしょう。今ではそれほど必要な本ではないかもしれません。この当時はすごくはやった本だと思います。一時期のキャッシュフロー会計のようなものでしょうか?
微妙
★★☆☆☆
ちょっと 面白くもなく
役にも立たずあまり読まなかった。
安さは認めるが
いまいちだ。
突っ込んだ内容は特になし
★★★★☆
ゼミでやっているコーポレートファイナンスとか企業買収とかで必要となる前提知識を補完するために、ということで先生が推薦していた本。
構成としては第一章でどのような経緯、社会の要請があって会社法という法律ができたのかを説明し、その後の三章で会社法の外観をなぞって、最後に会社法のこれからの展望を記して終わりという流れ。
知識そのもの(監査役設置会社とか委員会設置会社とか単純な知識)は少し勉強した人なら大体は知っているというレベルだと思う。200ページほどの本なのでそこまで突っ込んだ内容になっていない。
ただ、現行法がどうなっているかを述べるというよりは、ある問題に対して論点を整理して、その上でどのようなルールが考えられるかを考えていき、最後に現行法ではこうなってます、というパターンが多い。法学を勉強したことはないのでこういうアプローチはなるほどなぁと思う反面、分かったから結論を早く教えてくれよ、と思うこともあった。ただこれは読者が求めるものによって違うので何とも言えない。
200頁余に良くまとめてある
★★★★★
法学部の学生や資格試験受験生は弘文堂の神田教授のテキストを読まれたほうがいいと思います。もちろん、まだ商法・会社法の授業を受けておられない学部1年生・2年生が準備段階に読むのにはむしろ最適のレベルの新書といえます。
この本は、あくまで啓蒙的な入門書。読者対象は法学部出身者以外の社会人。神田先生はあえて細かい会社法の条文をオミットして、速く会社法の全体像をつかんでもらおうと書いておられるのでしょう。182頁以下のライブドア事件に関する記述などを読むと、会社法の細かい概説的知識を読者に与えようとしているのではなく、考えるきっかけを与えたいというのがわかられると思います。よくこれだけのものを新書の200頁に纏められたと思います。この種の新書にしては珍しく図解もところどころ入れてあります(56頁・57頁)。
公正さと透明性の重要性がわかった
★★★★☆
会社法関連の難解な用語を分かりやすく説明してあり役に立った。会社というものは株式を通じて資本と労力を結合する仕組みであり、世間の規制緩和が進むと今後、より公正さと透明性というものが重視されてくるという内容。法律は自分にとってはとっつき難かったが自分の身の回りと関係がありより調べようという気になった。株式の仕組み、商法、会社法、証券取引法、労働基準法等勉強することは一杯ある。すべてのビジネスマンに必須の書ではないか。