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ルーチン力

価格: ¥1,029
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 翔泳社
Amazon.co.jpで確認
薄いけど良い本です ★★★★★
本屋の店頭で見かけても絶対に買わないと思う薄い本ですが
内容はすごく良かったです。

実際にこの本に書いてある通りGoogleカレンダーを使って
タスクを時間に配置してみたところ
普段はやる気の起きないような仕事でも時間になったら始めてしまうようになりました。

1日にやる作業量をクローズリストで管理することの重要性が理解できました。

やらなければいけないことが細々とたくさんある人に特にお勧めです。
ルーチンワークをバカにしちゃいけない ★★★★★
ルーチンワークが大の苦手な自分にはピッタリの一冊。
著者は心理学ジャーナリストで、ライフハック関連の著書も多く出している。
著者が言うように、どんな仕事でもルーチン化は可能。自分みたいにルーチンワークを毛嫌いしていると、結局効率的な仕事ができず、自分が本来やりたいと思っているクリエイティブな仕事もできなくなる。
心理学ジャーナリストというだけあって、人が仕事をやりたくないときにどうやったら、仕事に着手できるかといったことも書いてあって、単なるテクニックやデジタルツールの紹介でないところがいい。

以下は読んで実践しようと思ったこと。

・気乗りしない仕事については、まずは強引にでも着手し、全体の見通しをつける。
・メールはすぐに返信しない。
・情報収集は一元化(Evernoteで)
・午前中を有効に使う。
・仕事のシミュレーションを行い、スケジュール化する。
・やりたい仕事は最優先でやるようにする。

できそうでできないことばかりだけど、来年から頑張ろう(今日からやるべき?)
ツールの選択肢の提供 ★★★☆☆
仕事は繰り返しの要素が強い。その繰り返しの要素を最適な手法でこなしていることができるか、もっと最適な方法がないかを確認したくて購入、通読。
読んでみると、日常の仕事をどのように効率的にこなすかというテーマに対して「クローズリスト」などの選択肢を示してくれている。全てを計画的に進めるための様々なツールを紹介してくれている。おもしろかったのは、習慣にするためには「手順」「正しい方式」「サブセット」を意識することと定義していることだ。自分の中ではこれに見直しのフェーズを入れたい。またクローズリストにすべてを落としこむという動きも、本当にリアルタイム性が必要な仕事に対しては対応できない部分があるのではないかと疑問が起きる。また、ミーティングなどで同時にできることがないかとの提案も、集中することのメリット、他者との関係を考えると少しやりにくい気がする。選択肢としては面白いもの多数あるがどれを自分に適用するかは自分で判断するべきだと思う。
実例を挙げている点がなかなかよい。好き嫌いが別れるかも? ★★★★★
いわゆる「仕組み仕事術」の実例本。特筆すべきは類書よりも
かなり具体的なテクニックの説明に重点を置いた実践的な
つくりになっている。

「目からウロコ」というか、クローズリストの考えに基づく
スケジュール管理法や、アイデア発想に対する幻想を捨てろ
とか、時間を量でとらえる、といった「コロンブスの卵的」な
ハックがたくさんあった。
ただ、かなり具体的な方法を示唆しているので、(たとえば
私の場合、メールや電話など即時対応しないというのは、
なるほど、実践する価値ありとみたけれど)この辺り、
仕事の進め方は人それぞれ、業種それぞれスタンスが違うので、
好き嫌いが別れるかもしれない。
あと、欄外に載っている心理学ノートがひっそりと入って
いるがけっこう文章が面白い(著者の嗜好?)。
こんなにうまいくか? ★☆☆☆☆
今読み終えたが「こんなに機械的に物事が処理できたら良いな」というのが正直な感想だ。

クローズトリストの考えは参考になったが、ビジネスの世界で「メールはすぐに返信しない(38ページ)」「電話は当日に対応しない(40ページ)」はあり得ないだろう。

結局、ルーチン化というのは、極めて事務的な作業(定型化、定量化が可能な作業)でないと無理だという気がした。