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ど素人が読める決算書の本

価格: ¥1,449
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 翔泳社
Amazon.co.jpで確認
投資家向け「実戦」書! ★★★★★
簿記会計を「行う」能力と、それを「読み解く」能力は別物なのだとハッとさせられる。

冒頭で「決算書を読むのに簿記用語を覚える必要は一切ない」と言い切り、主に株式投資を行ううえで知っておくべき項目を、超ピンポイントに標準を絞って「決算書」を読み解いていく過程はまるで「言葉の魔法」のよう。いや大げさでもなんでもないです。

なるほど、これなら本当に「誰にでも決算書は、読める。」
というか、これでわからなかったら一生わからないかもしれません(汗

著者のブログ【ジョン太郎とヴィヴィ子のお金の話】での語り口そのままに、こうやって1冊の本にまとまってくれると大変読みやすいので、特に株式投資初心者で簿記会計の知識に自信の無い人にはお勧め。
手っ取り早く決算書が読めるようになりたい人、簿記がチンプンカンプンな人、に最適 ★★★★★
手っ取り早く決算書が読めるようになりたい人、そもそも決算書って何なのか意味がわからないという人、簿記がチンプンカンプンな人、一夜漬けでとりあえず簿記の基本を覚えてしまいたい人、には最適な本だと思います。

著者が「はじめに」で書いていらっしゃるように、私も学生時代に簿記を勉強しましたが「そもそもなんのために簿記をつけるのか」「これが分かったから何なんだ」「会社に就職してサラリーマンになって経理部かなんかで働いて帳簿をつけるような仕事につく人のためのもの?」というところから分かりませんでした。学校の簿記の授業も、意味がわからなすぎてテスト前に焦って本屋に行って買い漁った、「カンタン」「すぐ分かる」「入門」と銘打ってる本も、全然簡単ではありませんでしたし、そもそもの部分を解決してくれませんでした。

それは著者が本書の中で書いていらっしゃるように、大学で教えてくれる簿記や、本屋に並んでいる決算書本・簿記本の多くが、税理士・公認会計士を目指す人のため、会社の経理部などで帳簿をつける人のため、に税理士・公認会計士の先生方によって書かれたものであるためなのでしょう。そして、そういう知識を必要としている方向けの本は世の中に大量にあり、単純に決算書が読めるようになりたい人向けの本というのはそんなに多くありません。さらに、そういう専門的な知識を必要としている人よりも、「決算書が読めるようになったほうがいい人」の数はずっとずっと多いはずです。帳簿をつけられるようになる必要は全然ないと思いますが、決算書は読めるようになったほうがいいはずです。

この本の著者は銀行で決算書の読み方を身につけた、いわば「決算書を読むプロ」であり、この本は私と同じように決算書の意味すら分からなかったという著者が、銀行で教わったという「誰でも簡単に身につけられる超実用的で合理的な決算書の読み方」を解説してくれる本です。テンポも非常によく、言葉も分かりやすいので、他の方も書いていらっしゃいましたが、本当にものの1時間で読めてしまうくらいです。

つい昔のクセで、たまたま本屋に行った時に、あの頃いい本が見つからなくて本屋に行くたびに探していた決算書本・簿記本のコーナーに行き、本書と出会いました。よくできているなぁと思い、購入してみましたが、読み進めるほどに「うわぁ・・・あの頃この本があったらなぁ・・・」という嫉妬のような気持ちが湧きました。

私も帳簿をつける人間ではなく、銀行ではありませんが金融業界で働いていて仕事柄決算書を読む機会の多い人間です。決算書が読めるようになりたいという人には是非おすすめしたいです。自分のところの若手社員で決算書が分からないと唸っている子にも薦めています。久しぶりの大ヒット、いや、ホームランでした。良書を探していて全然なかった分野なので、その意味でも非常に価値のある1冊だと思います。この著者の投資信託の本もあると知ってそちらもすぐに購入して読んでみましたがそちらも大変素晴しく、感銘を受けたので、せめてもの感謝の気持ちということでレビューを書かせていただきました。
決算書の読み方を勉強するならまずこの一冊 ★★★★★
タイトルの通り、決算書や簿記について何も知らない人でも
決算書を読めるようにわかりやすく説明している一冊。

投資を始めようとしている人、金融で働く人、など、決算書
を読もうとするととても身構えてしまいがちですが、この本
では難しい用語を使わずに、決算書の読み方を教えてくれる
内容になっています。

ページ数も適度にまとめられており、1〜2時間で読み切れ
る量でありながら、決算書の例も細かく掲載して、かつ平易
な表現でとてもわかりやすく解説してくれています。

決算書?と思って教科書を探している人にまず渡してあげた
い一冊です。
分かりやすい決算書入門 ★★★★★
 難しい用語をできるだけ使わず、決算書の読み方を教えてくれる本です。
 説明が具体的で、例も実感しやすく、類書の中でも分かり易さという点では一番だと思います。

 簿記等の知識がなくても、読めるようにできていますが、逆に、これから簿記の勉強を始める人が副読本的に読むのも良いと思います。
 (「森」を見ながら「木」を見ていくという点で。)

 最後の章はトヨタと三菱自動車の決算書の比較等も載っています。
 すぐ読めるので、関心がある方はぜひ一読をお奨めします。  
決算書の知識がない人にはオススメ ★★★★☆
私は決算書に関して全く無知なのですが、この本はそんな私でも
頭を捻ることなくスラスラ読めました。
決算書を分析するためのトレーニング章や実企業同士の決算書の
比較などは、素人の私にはとても参考になった。
但し、本書のタイトルの通りド素人向けの本ですので、知識がある
人にとっては物足りないものだと思いますよ。