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春の日は過ぎゆく [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: 松竹
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 『八月のクリスマス』で絶賛を受けたホ・ジノ監督の第2作。同名のタイトルソングを松任谷由美が作曲したことでも話題となった。
   ラジオ番組の素材録りのため、録音技師のサンウ(ユ・ジテ)は、番組のプロデューサー兼DJのウンス(イ・ヨンエ)と小旅行をする。2人の間に恋が芽生えるが、若くストレートに感情を表すサンウに対し、彼より年上で離婚歴のあるウンスは、深い関係に踏み込むのを恐れ、次第にサンウと距離を置き始める。
   痴呆気味の祖母の面倒も見て、自然に家族とともに生きている若い青年と、家族的なことを拒否して仕事に生きる女性の心のすれ違いを描く、切ないラブストーリー。永遠の恋を信じ、彼女の心変わりの原因がわからず苦しむサンウの辛さを前面に出しつつも、女性としての役割を押し付けられてしまう現実から逃れて生きているため、若い恋情を受け入れられなくなるウンスの辛さもさりげなく描き、一筋縄ではいかない人の心の繊細さを静かに描写していく。
   年老いても亡くした夫への熱情を心の底で燃やす祖母の存在や、高速道路を使って会いに行く遠距離恋愛や、ふたりが録音して歩く、風になびく竹林の音や年老いた夫婦が歌うアリランの歌など、物語の本筋とは直接関わらない部分にも、叙情的な豊かさが満ち満ちている。(茂木直美)
切なさも残酷さも、、、 ★★★★☆
まずイ・ヨンエさんはとても綺麗ですね。
映画は何度もみていくうちに感想が少しずつかわりました。

ストーリーは男と女のよくある別れを美しく描いてますが
なにげない会話の中に男女の仲のはかなさ、女性の狡さ残酷さを
描き込んでて微妙な気分になります。

淡く美しい映像は素晴らしいし、もうちょっと深い部分まで揺さぶって欲しいというところ
もあって長所短所のある映画かな。

この映画は観る人の感性や人生経験によって感想が変わる映画ではないでしょうか。
胸が痛くなります。 ★★★★☆
離婚を経験し、愛に素直になれず、刹那的な感情に身を委ねるウンス、
若く愛に純粋なサンウ、
前半の二人が寄り添う姿は清々しいのに、後半のウンスが他の男性と付き合い始めてからのサンウの悲しみ、寂しさ、嫉妬、苦しみを見ると、胸が苦しくなりました。
「別れましょう」のウンスの言葉に、「何故、愛が変わるんだ?」と返すサンウが切ないです。
嘆き悲しむサンウを祖母が慰める時に言う「バスと女は去ったら、追うもんじゃない」の言葉に、観ている側も慰められます。

しかしながら、男性の私にとって、ウンスは、良く言えば、悲しみを抱え、感情をうまく抑制できず、それでいて、いろいろ考え過ぎてしまう臆病者、悪く言えば、ただの自分勝手。
振り回されるサンウが可哀相でした。

それでも、観終わった後に、少し幸せな気持ちになれるのは、最後に、美しい自然の風景と風の音、そして、サンウの笑顔が一体になっていたからです。
何度観てもいい ★★★★★
静かで素晴らしい映画です。
心情描写に優れていて、観飽きるということがありません。新たな発見があります。

ユ・ジテが187cm、イ・ヨンエが165cm。
2人の身長差もこの映画の魅力のひとつでしょうか。
決して小柄ではないはずのイ・ヨンエが、抱き合ったときユ・ジテの胸の中にすっぽりと収まってしまう愛くるしさ、安心感。
身長差を生かした(?)鯖折りも見所のひとつ。
そんな安らぎも壊れゆくもの・・・痛切に感じられるでしょう。
人の心は難しいから・・・ ★★★★★
「人の心は難しいから・・・」。作品の中で語られたこの言葉に、すべてが集約されているようにも思う。ワガママ勝手で相手を傷つけたウンス(イ・ヨンエ)。だが、その激しい言動には、彼女の心の叫びが秘められていた。そのことにサンウ(ユ・ジテ)が気づいたときには・・・。春の日が哀しく過ぎ去っていくことで、何かがそこに残されていく。「八月のクリスマス」のような強いインパクトはないが、観るたびに静かな感動を与えてくれる素敵な作品だった。
音楽と映像で魅せられた。 ★★★★★
派手なシーンもないし、ぶっとんだストーリーでもなく、ただただ普通のストーリーですが、映像と音楽は必見です!
見ていてとても癒される。こんな映画他にはナイ!!
本っっっ当に『キレイ』の一言に尽きる!!!
何回でも見たいと思わせる作品。
主演の二人もすごく自然で◎。
究極の癒し映画。