「医療に関る人」には患者側(市民)も含まれる、ということを再認識させられる。 一般向けの本だが引用もしっかりしており、著者の真摯な姿勢がうかがえる。 1997年の増補改訂で「医原姓ヤコブ病事件」が補章として追加されている。 説明も分かりやすく、ぜひ一読をお薦めしたい。