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13歳からの法学部入門 (幻冬舎新書)

価格: ¥799
カテゴリ: 新書
ブランド: 幻冬舎
Amazon.co.jpで確認
高レビューにつられたけど ★★☆☆☆
「日本的サンデル教授のJustice」といった意見や、
他の高レビューに惹かれて買ってみましたが正直微妙。

自分は、「特に政治・法律に精通しているわけではないが興味はある」理系大学生だが
特にこれと言って新鮮な知的興奮は得られなかった。
確かに読みやすいけれど、本として面白いのだろうか?

文体がのほほんとしすぎているからボーっと読み進めてしまう所も原因かもしれない。
とにかく、僕にはイマイチでした。
土台 ★★★★★
ロースクールで法律を学びはじめたばかりですが、そもそも法律
とは何かを考える土台がないと、知識を積み上げてもぐらぐらしそうなので
本書を手に取りました。


同著者の「法律力要請講座」もそうですが、平易な言葉で
読み手の理解に配慮がなされているため、法哲学、倫理といった
あまり日常的でないテーマも すっと 頭にはいってきます。


裁判員制度導入や小中学校での法律の授業など、法律と取り組まざる
えない人が増える中、本書のような 平易かつ 真摯な 本が
増えるといいなぁ と思いました。
大人の「そもそも論」 -法思想史入門書として-  ★★★★★
思い白いです。
本書、新書ですから、
想定読者は大人だと思います。

特に前半が面白い。
法思想史とからめて、
ロック、ホッブス、スミスと解説。
法律と政府、あるいは国民の権利についての記述が続く。

「法律とは」という「そもそも論」に真っ向から取り組んでいます。
この前半部分では、国民とは、国家とは、法律とは、政府とはといった、
当たり前のようで、よく分からない常識を分かりやすく解説してくれています。
とても勉強になります。
荘司氏は学者ではないので、ソフトで具体的な文章は分かりやすいです。

5章以降はだんだんパワーダウン気味。
内容は裁判、訴訟制度へと移っていく。
こちらは前半のように饒舌に概念と現実を行ったり来たりながらの解説はありません。
こちらは企画を練った後、加えられた後付けの章なのかもしれません。
「13歳からの法思想史」とでもして、
前半に特化したら最高だったのにと感じました。
法律の基本的なことを簡単に ★★★☆☆
どうして法律が必要なのか?それぞれの人の抱く正義が対立した場合はどうすればよいのか?法律はどう読めばよいかなど、法律に関する入り口の部分をいろいろな具体例を用いて簡単に教えてくれる。法律を考える際の入り口を整備してくれる本。

「13歳からの〜」というタイトルではあるが、大人でも十分楽しめる。むしろこの本を手に取る13歳は少しませているだろうと思う。私は以前行政書士の勉強を1ヶ月ほど集中的にやっていたことがあったので、既知のことが多かったが、特に私法と公法の違いのところなどわかりやすく説明してあって勉強になった。

僕のゲームカセットを友達が壊した。友達に損害を賠償するように言ったが、無視された。この場合、警察に行っても問題は解決されない。警察が行うのはあくまでも公法、簡単に言うと、私人とお上(国など)との問題を扱うもので、私人間の問題は私法(民法など)で解決を図る必要がある。もちろん、僕がそのゲームカセットの弁償の代わりに友達の家に忍び込んで、他のゲームカセットを盗むということは公法によって裁かれてしまう。

法律は日々の生活で特に意識することはないが、私たちが日本で生きる上で、従うべきルールである。法律が時代にそぐわない、間違っていると思う場合は選挙という間接的な方法や各種メディアを通じてその変更を促すことはできる。法律について久しぶりにいろいろ考えさせてくれた。
息子が医者になると言ってがんばりだした! ★★★★★
小4の息子と一緒に本書を読んでいます。
2冊買って、私が決めた部分をお互いに読んで「この部分はどういうことが書いてあった?」「感想は?」とかお互いに話し合っています。
おかげで、少しは父親株も上がったような。

先般、本書の「なぜ人を殺してはいけないのか」という部分で、人間というものは本当に脆いものなんだということを息子が実感できなかったので、「ミリオンダラー・ベイビー」のDVDを見せました。
小4には辛い内容だと思ったのですが、最後には涙を浮かべながら「ぼく医者になる!」と宣言したのにはビックリ!

脆い人間が世の中にはたくさんいるので、それを助けたいとのことでした。
それからは中学受験勉強にも力が入りだし「筑駒へ行って理Vに入る」ことを目標にしています。
(親バカかもしれませんが、夢は大きい方がいい)

息子にとっては忘れられない本になるでしょう。
(もちろん、DVDも)