表紙はマンガチックだが、中身は詳しく充実、雑学も学べる
★★★★☆
勝間さんの勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシーの向こうを張ってか、
6時間の授業を受ける形式のストーリー仕立て。
1時間目:税金の歴史・・・租庸調からの変遷
2時間目:日本の税金・・・政府税制調査会長の似顔絵とコメントが笑える
3時間目:暮らしの中の税金・・・国税4法(って知ってました?)、たばこ税、酒税など
4時間目:税金を扱うお役所・・・財務省、国税庁と税務署の関係など
5時間目:日本の財政赤字の現状・・・プライマリーバランスって?
6時間目:私たちにできること・・・納税者の権利
マンガやイラストがふんだんに使われ、対話形式で進むが、一方で
税率表やグラフもしっかりと詳しく記載されていて、内容は充実している。
各授業の終わりには、「税務署の地図記号は、何からイメージされているか?」
といったテストが用意されていて、わかっていないと、読み直すきっかけになる。
財政収支の状況や、各国との比較なども説明されていて、読み終わると
それなりの専門家になったような気になれる。
税金について幅広く勉強するなら、この本がたいへんお薦めです。
税金初心者にオススメ!!
★★★★★
私は、大学生なので、税金に関してはほとんど知識がなかったのですが、この本はとても読みやすく、スラスラッと税金の知識が入ってきました。
特に良かったのは、マンガと織り交ぜて説明したところで、飽きがこなく、最後まで分かりやすく読み終えられました。
普段税金というのは、取っ付きにくく、なかなか入り込めない分野なのですが、この本はその入り込むきっかけを作ってくれる本。
税金初心者の方にオススメです。
入門書として最適な一冊です!
★★★★★
税金の仕組みって、こんな歴史があって、
人間の営みの汗と涙と努力の結晶だったんですね!
なるほど!!まさに目からウロコでした。
税金って難しいイメージがあったのですが、
これほど関心を持ち身近に感じられたことはありません。
何気なく過ごしてきた暮らしの中に
こんなに沢山の仕組みが隠されていたなんて!
内容もストーリー仕立てになっていて、
税金の知識に乏しかった私でも、
優しく楽しくどしどし読むことができました。
税金とは何なのか?を知るのに最適な入門書となる一冊だと思います。
特に同じ働く女性にも手に取ってほしいです。
出会えて良かったと思える一冊になりました。
これくらいは知っておかないと…
★★★★★
「大人のたしなみ」というタイトルにひかれてなんとなく購入しましたが,ストーリー仕立てなのと,解説がわかりやすいのとで,あっという間に読了してしまいました。
税金という切り口で世の中全体を俯瞰する内容なので,読後感はまさに目隠しはずしといった感じです。
いままで税金関連のニュース(ガソリン税の問題や税収の問題など)はもちろん,自分の払っている税金についてすらよく理解できずにいましたが,無関心であることの怖さを感じるとともに,これらをとても身近に感じられるようになりました。
税金を大づかみに理解するために最適の入門書だと思います。
素晴らしい
★★★★★
タイトル、マンガ、素晴らしい。著者の言いたいことを最高の編集が出来ているのではないかと思われます。