ルービンシュタインの演奏は、正統で、かつポロネーズの持つ雄大さを味わえる数少ないレーベルの一つです。
こう書くと中庸的な印象を与えてしまいますが、楽譜に忠実ながらも、理性的に抑制された極めてドラマチックな演奏を聴かせてくれます。
ルービンシュタインがいかにショパンの楽曲を愛していたかが伺えます。
間違いなくお薦めです。
ノイズは少ないがピアノが本来もっている豊かな響きが少ない印象を受けた。ルービンシュタインが快活な若々しい演奏をしていること、デジタル処理で多くの響きが消えていることから、とても硬い演奏に聞こえてしまう。
録音状態は決して良くないがルービンシュタインが好きなら聴く価値はあると思う。