驚いてばかりの私でした
★★★★★
「中央アジアの草原にて」を聴きたくてこのCDを買いました。しかし、1曲目の交響曲第2番にいきなり驚かされました。ショスタコービッチかと思うような激しい第1楽章の冒頭、第3楽章のクラリネットとホルンが管好きの私にはたまりません。民族っぽさやべたべたしたロマン的な色を感じさせないがっしりした交響曲です。こんな素敵な曲があったとは・・・「フレンチクラリネットアート」でサンサーンスのクラリネットソナタを聴いた時以来の感動でした。
そして「中央アジアの草原にて」と言えばイングリッシュホルンのあの旋律と思っていた私には曲の冒頭でクラリネット次いでホルンがイングリッシュホルンとは違う旋律で出てくるのも驚きでした。
「だったん人の踊り」の合唱はテレビCMなどでよく聴く郷愁を誘うあの素敵なメロディーでした。すっきりしました。