写真やレイアウトがきれいでした
★★★★☆
都内の50店舗くらいの和菓子屋さんをとりあげて、名物商品を紹介しています。
デパートに出店しているような超有名店はほとんどなくて
大部分はその店に行かなければ買えない、1店舗のみの営業でした。
全体的にオリジナル菓子的なものは少なく
「昔ながらの〜」品揃えなので、取り上げられた店舗数ほどの商品バリエーションはありません。
著者の嗜好か、特に豆大福とドラ焼きをあげてある店がとても多いです。
他の類似本との違いは写真とレイアウトの美しさだと思います。
これが単なるグルメガイドと一線を画していると感じました。
あとは好き嫌いが分かれるところと思いますが
著者の生い立ちや和菓子に対する思い入れ的なエッセイが
真ん中の方にまとめてかなりのページ数載っています。
私はこの部分が「どうも…」で星4つです。