トラック１は、アルバムからのシングル・カット。
トラック２、３はアルバム未収録曲。
２のほうはアルバムから落ちたのがもったいないくらいの佳曲。後半でヴォーカル含めて音が情感豊かに盛り上がるのがとてもいいです。ただし、アルバム収録の曲とイメージが重なりすぎているのかもしれません。でも、だからこそ、アルバムを気に入ったかたは、この曲も聴きたいでしょう。
３のほうは、よく言うと、癒し音楽というか、悪く言うと、盛り上がる箇所もなく、あっと言う間に終わってしまう曲です。IPodで聴いていると、取り込み、転送の過程で何か不具合があって、1曲まるごとiPodに入らなかったのかなあ、とぼくは思ってしまったぐらい、あっけない終わり方をする曲です。
エンハンスドで、トラック１のミュージック・ヴィデオがついています。たぶんアントニー自身は出演しておらず、ジャケット写真の女性がベットのうえで動く姿が映っています。
基本的に、このシングルの価値は、トラック２の価値のみに尽きると思います。ぼく自身は買ったことを後悔していませんが、星三つという、辛いめというか、中立的な採点で。