ガイドライン
★★★★★
わかりやすく書かれている。絵や図を使ったらもっとよかったと思う。
実用書
★★★★☆
賃貸住宅からの退去時の原状回復義務に関して具体例(判例)とその判断基準が書かれている。法律に関しては素人の私ですが、必要なところは何とか理解できます。現場で利用する本なので、難しいことは書いて有りません。
この本を読めば、多くの不動産屋がガイドラインからは逸脱していることがわかる(大●建託等の最大手を含めて)。しっかり敷金は返してもらいましょう。違法な特約も無効です。
新しいのが出ているようなのでそれを買ってください。
また、敷金返還請求権に関しての法律が変わったようなので、破産しそうな大家を持っている人は要注意?
裁判所の敷引基準
★★★★★
この本は、住居の賃借人が部屋を退去するときの、原状回復義務の範囲の裁判実務上の基準を明らかにしている。実際には、何も知らない賃借人が、この範囲を越えて敷金を引かれている例が大半であり、もし、借家の退去を考えているのなら、この本を読んで業者と交渉すれば、本の値段の元がとれること請け合いである。ちょっと余計な調査・資料が多く、大事な個所がわかりにくいが、まさに「世直し」ともいえる内容は、星10個ともいえる。