良いゲームだと思います。システムが解りやすいです。
さらにエンディングでは原画が公開されます。
大人の事情もあったとは思いますが、ゲーム自体は楽しめるゲームです。
最近ではシューティングにもストーリーを求める方がたくさん居ますが、僕はそうは思いません。
ストーリーというのは肉付けでありメインではないんです。そこがメインになるとアドベンチャーや、RPGになります。
つまり、シューティングやアクションはゲームの原点なんです。
その視点でみるとこのゲームはサービス満点の原点に忠実なゲームだとも言えます。

戦国エース、戦国ブレードの好きな方、ストライカーズ1999やドラゴンブレイズあたりまでの彩京のSTGファンの人はかなりがっかりするゲーム内容です。
まず遠近感を無視しているグラフィックの色のせいで敵弾が見にくく、自機ですら見失うこともあり、敵弾も妙にカクカクと飛んでくるので、プレイしていて気持ち悪くなります。自機のエフェクトも小さい為、PSPのせっかくのワイド画面でもあまり迫力がありません。
低速移動＆一点集中といった今時の弾幕シューティングに採用されているシステムを採用したのはプレイしやすいのでいいとして、爽快感がないのは勿論、プレイしていてイマイチ心地よさがないです。
せっかくキャラクターがしっかりしてるのにこれではもったいないです。

魅力的なキャラクターがフルボイスで喋るのが良い感じ。
イラストも綺麗。
キャノンショットが高威力で、倍率を狙わなければそれなりに進める。
ただ、惜しむらくは、敵弾がはっきりと見えにくい事。
難易度が少し高い事。
ゲームモードが少なく、やり込み要素が少ない。
ミニゲームやギャラリーなどのプラスαが欲しかった。

”戦国エース””戦国ブレード”からなる戦国シリーズとして見た時に
この「戦国キャノン」は別物と思ったほうがいいと思います。
キャラクターは戦国ブレードからのキャラクター+新キャラとなりますが
声は全然別人、ショットやボムなども全然違うものとなっています。
また、戦国シリーズの目玉でもあったステージ間のデモやエンディングなども
シリーズとの関連性はいっさいなく、逆にキャラクターの特徴も殺してしまっています
ですが、シューティングゲームとしてはいい意味でも悪い意味でも普通に遊べる作品にはなっていますので
戦国シリーズとして見ないのならば、ライトユーザーの方にもいいのではないでしょうか

戦国シリーズはプレイしたことが無いので
シリーズ的なつながりは良く判りませんが
PSP初の横スクロールということで期待しています。
司淳さんの魅力的な女性キャラにも期待です。

あとクロスノーツ･･･？
って何のメーカーですか？
戦国シリーズって彩京じゃないのでしょうか？？