先日、奈良さん他のアーティスト展覧会に家族で行き、子供達がとっても喜んだ。奈良さんアートの中に引き込まれた小学生の息子達、絵本があるとわかるとgive me!!
我が家の愛読書図書の中にまた1冊、大切な本が加わった。
小学1年生の末の息子は、声に出して何回も読んでいる。
いつでもいっしょにいられる奈良さんアートに良い刺激をもらって、家族みんながとてもうれしい♪

こいぬ君　と　女の子
あーだ　こーだは　抜きで
気の合った　相棒に　巡り合う
そして　楽しんじゃう
誰もが　孤独かも　知れないけど
まっ　いいじゃん
誰かに　出会えたら　そんなこと　ふっ飛んじゃうよ！！！
元気と　パワー　が　奈良さんワールドから　発信中☆

奈良美智さんの絵の持ち味って海外の絵本のイメージ（ちょっと不気味だけどとてもかわいかったりする）にちょっと近いのかも、と発見。
現代美術作家の絵本とはいいながら、大人に限らず小さい子がきっと気に入る素敵な絵本です。

絵はもちろん、お話も大好きで気に入っています。とくに、「あまりにも大きすぎて見えなかった」というのがなんともいえません。自分にとって大切モノとか人って、案外近くにある（いる）ものなのかもしれません。その存在に気づける目を持ちたいな、と思います。そして最後の「またね」という言葉がとてもいいです。

読んでいると、というより、観ていると、奈良さんの絵に引き込まれていっちゃいます。独特の絵柄と色使い、とても良いです。題名どうりの内容で、子犬と女の子が出会い友達になる物語です。後半は文がありませんが、子犬と女の子の表情だけで十分内容が伝わってきます。絵本っていうのはこういうものなのでしょうね。