最後がちょっと後味悪い終わり方・・・
★★★★★
今作も前作同様様々な犬の魅力が伝わってくる作品です。
塀を登り外の景色を見る犬やエクササイズ用のボールにかかんに挑んでる犬などちょっとした犬それぞれの習慣や個性を間に入れつつ、屋形船で飼い主さんと一緒に働く犬や南国で生き生きと暮らす犬、そしてウサギのような耳をした野良犬とその子供達の話などちょっと内容に重みのある話は長めに編集されています。
皆生き生きとしている様子が感じ取れて中でも屋形船で働くわんこは本犬は知ってか知らずか観光に来たお客さんも癒してくれています。 屋形船や小船の先頭でゆうゆうとしている姿はとても愛らしい。
最後のウサギ耳の犬(ラビ)の話は保健所とりかは良いとは思うけどせっかく生まれた子供達が次々と貰われていき母親とラビとしてはかなりやり切れない思いだったのではないかとちょっと切ない話でした。
その後一気に年月が流れ貰われた子犬が2歳で死んじゃったり、所在不明・・・ラビにいたっては子犬が貰われた3ヶ月後に亡くなる(子供がいなくなったストレスか?)などEDの前でちょっと現実に引き戻された感じでかなり気落ちしました。
犬だけに限りませんがこういったほかの生き物達の姿勢を見てるとこちらとしても元気がもらえますね。
お勧めの一本です、今後も是非このシリーズ長く続いていってもらいたい作品。
今回も感動を有難う
★★★★★
猫派の私をノックアウトしてくれた前作に続き今回もまた感動させてくれました。
今回は個人的にも憧れの地である小笠原諸島の父島を舞台に大自然を満喫するわんことご主人の羨ましい生活の日々の映像からスタート。抜ける様な青空の下、美しすぎる青い海で人生(犬生?)を謳歌しているわんこの歓びが伝わってきます。他にも四万十川の濃い緑の悠久の流れを行き交う舟の船頭さんの看板わんこが舟で川を渡る風景もまた風情があり、これらの映像は旅行気分にもさせてくれました。
また何と言っても感動したのは捨て犬と9匹の小犬たちのエピソードでした。小犬と母犬の里親探しに奔走する地域の方々の大変さや命を大切に守ろうとする温かさや、地元ではもう貰い手が無く、また雌であるが故に残ってしまった小犬たちがどうなるのだろうとはらはらしたりと引き込まれていきました。そしてそれぞれが新しい環境の中で生きて行くのですが、その12年後を追うという企画が凄いと思いました。ただ犬の寿命はそれ程長くはないので、できればもう少し早くその後を追って欲しかったと言うのが正直な気持ちでした。
この作品を見て、単に可愛いと言うだけでなく、家族の一員として命を預かる事の大切さと責任の重さが観る方々の中に根ざして行って欲しいとの願いを持ちました。
なんだろう…
★★★☆☆
途中に入る女子アナのナレーションにガッカリ。
でも樹里ちゃんの優しい語り口と犬たちに癒されました。