パンチのあるキャッチーな極上Rockサウンド
★★★★★
僕はMetal耳ですが、僕にはとても楽しめましたし、歌心を求めるEmoコアなFanや、MelodicなハードロックFanのみんなにも、是非!知って欲しいと思いました。
彼らが創りたかったであろう、誰の耳にも優しく溶ける憂いを含んだ解り易いキャッチーなメロディーと、パンチのあるラウドなリズムとを、硬軟を絶妙に歌い分けているダブルVoの下でガッツリ合体させたサウンド。US特有のカントリー臭やブルーズ臭は全くといって良いほど無くて、産業ロックにも通じる明快で叙情を含んだメロディーは、これからのブレイクをも予感じさせてくれます。
僕としてはOfficial Clipにもなっている、マイナースケールでアップテンポのOn My Ownは一押しです。一杯一杯気味にサビを熱唱するところで、胸が熱くなります。やはり疾走感のあるJukebox Memories、明るいメロディーにちょっぴり切ない歌のTake Me Homeなどなど、全編良く練られたメロディーが嬉しくなる事請け合いです。