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R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき

価格: ¥1,050
カテゴリ: CD
ブランド: コロムビアミュージックエンタテインメント
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人と樹のぬくもりを感じる名盤。 ★★★★★
どこか縁遠く感じていたR.シュトラウスの音楽を身近に感じさせてくれた演奏です。

R.シュトラウスの音楽には冷たくて無機的な雰囲気を感じていたのですが、
この演奏を聴いて、すっかり認識をあらためました。
全編を通じて人の声のように語りかけるような「心の伝わる暖かなサウンド」。
シュトラウスとマーラー、とっても近いんだぁと納得。
「映画音楽」として使われてしまって、かえって損をしていたんだなぁ、この曲。
すごく良い、この演奏のシュトラウスは。

もっともっとブロムシュテット=ドレスデンでR.シュトラウスを聴きたいと思った名盤。
ツァラトゥストラはかく語りき ★★★★★
ボブ=サップの入場曲として有名な曲。彼の入場にはうるさいカラヤン版がお勧めである。
ブロムシュテットの演奏はそれとは対極的な脂身のないさらりとしたR=シュトラウスで、長年の愛聴盤である。
全体合奏がやかましい分、「後の世の人びとについて」や「舞踏の歌」の演奏がおざなりな演奏が多いが、この演奏は眼が覚めるほど美しく演奏されている。
カップリングのドン・ファンも爽快そのものである。 いぶし銀のようなドレステンシュターツカペレのサウンドとけれん味のないブロムシュテットの音楽づくりで醸成されたR=シュトラウスの素晴らしさを是非多くの方に堪能していただきたい。
そういえば、ある20歳前後(当時)のドレスデン出身のドイツ人に「ブロムシュテットを知っているか?」とたずねたら、手でメガネをつくる仕草をしてくれた。ドレスデン出身者にとって、やはり親しみ深い存在なのだろう。