1st、2ndに比べてシンプルなアレンジで、最初は物足りない感じがしましたが、
不思議と何度も聴いているうちにハマりました。
ピアノやギターの音が際立っていて、Liveで聴いているかのような感覚です。
Free、Stay、Glass、Dansing shoes、が大好きです！

ただ、他の方も書いているように、
マキシか？と思うくらいボリュームがないのが不満です。
歌詞も作者の意向なのでしょうが、
かなり割愛されていて歌詞が殆ど分かりませんでした＾＾；

２ndのロック調が不評で、思いっきりシンプルなこの3rdは好評価だけど、
私にはシンプルすぎかも。全然聴いてません。
２ndも１stと同じくらい好きで、何であんなに不評なのかわからなかったしな。
この人の綺麗なメロディと歌詞、声が好きなのに、なんか今回のは小難しすぎて…

あと、せっかく国内盤がでるのを待ったのに、歌詞はほんの一部しかのってないんですね。
待った意味なし！

前作のパワフルなアプローチから打って変わって、
一気にシンプルなアレンジで来た3rd。

一人ピアノに向かう姿が印象的なジャケットとともに
「俺の原点はこうなんだ」とでも言いたげな様子をうかがわせます。
思えば1stに特典で付属していたアコースティックVer.を収めたCDが彼の原点だったのでは。
と思います。
しかし、今作において抜きん出るものが感じられないのも正直な感想。
やはり彼は1stのプロデュースバランスでこそ本領を発揮できる人なのでしょう。
よいアルバムとは、アーティストと演出力が
上手くマッチングしたものでなければならないのかなぁと。

とはいうものの、歌声は相変わらずいいですし、
曲には光るものを感じささせます。
やはり彼の音楽は最高ですね。

人を惹きつけるボーカル、美しいメロディにてデビューから注目されているＳＳＷ。
個人的には１ｓｔ、２ｎｄともに、これら魅力と、厚めのロックサウンドで大好きなアルバムだったが、本作は今までの反動か、かなりオーガニックな作風。
ブルージーでアコースティカルな方向性で、バラード中心の印象。
すごく良いのだが今までの天に突き抜けるようなポジティヴなメロディ、それを支えるエッジのあるダイナミックなサウンドのど真ん中を行く艶のあるボーカルとのバランスが好きだっただけにやや残念。

　デビュー作から前作まで5年も待たせたのに、今度は1年足らずで登場の新作は、徹底的に生音にこだわった、シンプルにして過不足のないアレンジが、ギャビンのボーカルの素晴らしさと、優れたソングライティングを浮き彫りにしてくれたね。

　A・フリード（G、ブラック・クロウズ）、C・ドレイトン（DS、エクスペンシブ・ワイノーズ）なんて大物が参加しているのに、バックアップに徹していて全然目立たない！なんでも2週間足らずで一気に録音したそうだが、素材（うたと曲）がいいんだからと、奇をてらってあれこれいじくりまわすより、とにかくギャビンのボーカルに焦点をあわせたことが功を奏しているね。それにしても、この生々しいボーカルはどうだろう！せつないメロディに、ソウルフルなボーカル、あらためて彼の才能に恐れ入ったね。

　全9曲37分。正直言えば、このコンセプトでもう少し聴いていたかったかなぁとも思うが、それは贅沢ってとこかな。