ヒストリカルの入門??
★★★★★
私は、この作品からヒストリカル・ロマンスにはまりました。
ヒーローがかっこいい!!満足度100%でした。
ヒロインも意思が強くて、ヒーローを支えてる感じが
可愛くて温かい気持ちになりました。
結構、結婚がラストという作品が多いかと思いますが。
大事なのは、そのあとだと思いませんか?
確かに、結婚がラストでも十分面白いとは思うのですが、
意見の相違とかが見えると魅力的です。結構、リサ・クレイパスさんの
作品は結婚後も物語が続いているので楽しいです。
こんなに愛されているヒロインは幸せですね。
とにかく素晴らしい!
★★★★★
ロンドンの裏町にたたずむ似つかわしくない淑女。
通りがかりに彼女を見かけたデレクは違和感を覚えますが、そのまま通り過ぎる。
なぜなら自分は紳士ではないから。
普通ならこのまま分かれてしまう二人の運命がこの後、交差し、もつれ、思いがけない結果にまで発展します。
貧しい出自から並々ならぬ努力と意志の力で成り上がった、強烈な生命力を持つデレクと、
理想の婚約者との穏やかな未来に飽き足らず、作品をつむぎ続ける小説家のサラ。
二人が心の底からお互いを求めて行く様子が、切ないほど。
デレクは自らの出自、育ちから、自分はサラには似つかわしくないと何度も遠ざかろうとしますが、
その度に運命が転じて、ますます二人は離れられなくなって行きます。
二人をめぐる脇役も魅力たっぷり。デレクに執着する悪女ジョイス。
保守的で線の細い美男子、サラの婚約者、ペリー。
賭博場の胴元を務め、デレクの忠実な部下ながら密かにサラを守るワーシー。
デレクとの不思議なつながりで、彼の幸せを心から願う親友のリリーとその夫。
華やかな賭博クラブのパーティでの場面や、雪の舞い散る中での別れ。印象的な場面が沢山あります。
他に何冊もロマンス小説を読みましたが、この話の一番はゆるぎません。
なんど読み返してもため息をつくほど素晴らしい。
翻訳も流れるように自然で、情感をあますところなく伝えてくれます。
あなたの大切な一冊になることは間違いありません。
心からおすすめします。
ハマりました!
★★★★★
わたしにとっては、初リサ・クレイパス(というか、
初ヒストリカルロマンス)でしたが。
ハマりました。めちゃくちゃ、ツボでした。
高レビューに惹かれ、なにげなく買ってみたんですが、
いや〜っ!たまりませんね!!もう、ヒーローに夢中です!
だって、女性が欲しいものがすべて兼ね備えているんですよ、
デレク・クレーヴン。
裏社会で成功したヒーローが、素朴なヒロインの愛にとまどいながらも、惹かれていく姿に
もう萌えまくりです!!
ヒロインの危機を間一髪で救うシーンなんかも、ベタなんですが、もうキュンキュンなんですよね〜。
生きる力、情熱・・・本来女性が男性に必要としているものがすべてここにある!と私は感じました。
草食系男子ブームと言いますが、リサ・クレイパスの描く肉食系男子最高です!
ハリウッドでぜひ映画化してもらいたい作品です^^
最高!
★★★★★
作者の名前は知っていたのに、なぜ今まで手にしなかったのか!この一冊で目覚めました。
読後はどっぶりヒーローデレクに浸ってしまいました。とにかくその他の作品を購入しまくり、どれから読むか迷走中。暫くは仕事もてにつきそうになく、クレイパス中毒になりそう。良質の本に出合えるって、幸せ!!
ため息が出てしまう。
★★★★★
本当に素敵。
もう、感激です。こんな気持ちになるから、止められない。
読んで良かった。
評価が高く、レビューも多かったので、ずっと気になってたのですが、
本当に感激、この気持ちを誰かに伝えたいと思ってしまいました。
最初から最後まで良かったのですが、
特に、デレクが、サラを抱きしめて
「わたしがあんたを求めていないとだけは、けして思わないでくれ」
「おまえだけだ」
「欲しいのはおまえだけだ」
・・・ここの場面、読みながら、鳥肌が立ちました。
リサ・クレパスの作品で一番好きになりました。
こんな素敵な本には、なかなか出会えない。
ヒストリカルが苦手でも、活字が好きな人には是非読んでもらいたい。
そんな一冊です。
ここで評価してた皆様、この本に出会う、きっかけを作ってくれた人達。
ありがとうございました。