あまり最近のライブでは聴くことができない曲もたくさん収録されています。
僕はPIED PIPERツアーの方が好きですよ。セットリストがこっちの方がうまい。
NEW ANIMALやポイズンロックンロール、No Surenderはこれからも歌われていく良曲だと思います。
とにかくthe pillowsはライブバンドだという事を改めて証明している今作です。

このDVDを観ると、山中さわおのソングライターとしての衰えがはっきりとわかる。

DISC1（キングレコード時代の曲が中心のライブ）に比べて、DISC2（最新アルバムの曲を中心としたライブ）では、勢いだけでつくったような、つまらない曲ばかりが目立つ。そして悲しいことに、そのつまらない曲が収録されているのは、ピロウズの最新アルバム、「Pied Piper」(2008年発売)なのだ。

純粋に曲だけを聴けば、ピロウズはバンドとしてのピークを明らかに過ぎており、下り坂である。しかし、ピロウズを取り巻く状況（チャートにも顔を出すようになり、ライブの動員数も増加の一途、結成20周年にして初の武道館ライブも行われる）が、それを見えなくしている。

このまま、勢いに任せて作った物足りない曲を発表し続けるのだろうか。残念に思う。

ライブDVDでこのボリューム、値段はファンにはたまらないもので、大変満足しています。
臨場感もあり、昔の曲もたくさん入っています。
MCでのファンとの掛け合いもおもしろくて見入ってしまいます。
バンド結成20周年を迎え、
ベテランミュージシャンとして多くのライブをこなしているピロウズですが、
今回のライブDVDでは、演奏面で気にかかることが多かったです。
特にギターの演奏ミスが目立っていて、聞くに堪えない部分もありました。
ベテランがゆえに、初歩的な部分、練習等、を疎かにしているのではないかと思いました。
それとCD音源をライブ中に流すのはQUEENじゃないんだから反則なんじゃないか・・・という気持ちでした。

19年間自分を信じてまっすぐに走り続けたthe pillowsの集大成とも言えるこの作品。
丁寧に丁寧に研磨された宝石のような輝きを放っています。
Funnny Bunnyを聴いた時は泣きそうになりました。
今年は20周年ということでライブも多そうで楽しみです。

でもあれ？POISON ROCK'NROLLって歌詞間違えてなかったっけ？
修正されてる・・・？

９１６以来に久しぶりに買ったＬＩＶＥＤＶＤですね。
ＤＩＳＣ１は（LOSTMAN GO TO YESTARDAY)のＬＩＶＥ模様、
ＤＩＳＣ２は（PIED PIEPER)のＬＩＶＥ模様を出されたＤＶＤなのですが、
このＤＶＤ収録曲を見てみると計算されているなと感じられた。

まず、ＤＩＳＣ１は、
キングレコード時代のシングル、カップリング曲から構成されたライブ
ハイブリッドレインボウ、ストレンジカメレオン、RUSH、サードアイなどのベタなものから、
白い夏と緑の自転車赤い髪と黒いギター、DAYDREAM WONDER、Tiny Boat、ノンフィクションなど最近ライブで演奏する機会が少ないシングルまであり、
さらにカップリングが久しぶりに演奏するのに、シングルに負けないぐらいファンキーに出していたのは驚いた。
ＤＩＳＣ１はまさにキングレコード時代の集大成みたいなディスクであった。

そして、ＤＩＳＣ２は、PIED PIPERから収録された曲＋今まで出されたアルバム曲から構成されている。
残念ながらＤＩＳＣ２に僕の好きなハイブリやサードアイなどは収録されてはいないが、
変わりにFUNNY BUNNY、この世の果てまで、バビロン天使の詩などシングルに負けないぐらいの曲が入っていたため、これでもかなりインパクトがある。
やはりピロウズはアルバムで勝負するバンドだなっと改めて思う。

２枚で６３００円ではるが、収録曲で被っている曲はTokyo Banbiとladybird girlしかないため絶対損はしないと思う！！