人工知能の開発に携わり、囲碁ソフトをその発表の場に選んだデビッド・フォットランド氏の「Many Faces of Go」理論をベースに、さまざまな強化がされてきている。強いだけでなくより速い思考ルーチンから、鋭く「読み」や「死活」判定を行えるようになり、歯ごたえのある勝負が展開できることだろう。
棋譜機能もさらに充実し、初心者から上級者まで楽しめるように19路盤に加えて、9路盤、13路盤でのモードが用意されている。置石やコミの細かい設定までも可能で、棋力レベルも自在に変更でき、プレイヤーの棋力に合わせて無理なく楽しむことができる。(林田信浩)