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At the Mountain of Madness: Live in Europe

価格: ¥2,287
カテゴリ: CD
ブランド: Tzadik
Amazon.co.jpで確認
最強ライヴ盤 ★★★★★
ジョンゾーンによるユダヤ音楽を演奏するというコンセプトを持つプロジェクト、マサダの電化した(メンバーも全然違う。)エレクトリックマサダの2005年のヨーロッパツアーを収録した2枚組ライヴ盤。ニューヨークと言わず世界的にみても今現在、非黒人系のバンドとしてはこれ以上のジャズグループはいないといってもいい。とにかく悽い。コブラ、ネイキッドシティ、ペインキラー、マサダ等ジョンゾーンのこれまでの活動のまさに集大成的な作品。もはや悲鳴にしか聞こえないジョンゾーンの耳をつんざくようなサックスがたまらなくかっこよく、マークリーボーのギターも最高に冴え渡っている。
ベタ過ぎだし、絞れてない ★☆☆☆☆
Disc1の[1]の冒頭でドラムがドカドカ→歪んだギターがイン→Zornのプベプベで、思わず苦笑した。ベタ、ベタ、ベタ過ぎるw。

メンバーはTrevor Dunn(ex Mr.Bungle)やJamie Saftなどの若手組とCyroやRibotなど古株組の組み合わせ。

しかしこれ、一応Masadaと名乗ってはいるが別バンドだと思ったほうがいい。

オリジナルと比較してどうこうではないが、ここで行なわれているのはJamバンドのようなソロ回しで、RibotはJewsish音階を無視してペンタトニックで弾いてるし、電気ベースのDunnはずーと同じリフを弾くだけで、順にソロを取る音色の違いに対応できてない。

"インプロ"臭がなくてもいいんだが、お約束的に「テンション高く」聞こえる音や展開があるだけで、真剣さっつか、本当の意味でのテンションがまったくないのだわ。電気化すればテンション上がるなんて安直な考えをZorn氏がしているとは決して思えないのだが。

この程度で"Madness(狂気)"とはNYシーンもヌルくなってきたのかな?と心配にさせられる、2005年でもっとも評判倒れな錯品。こんなの聞くならGround Zero(Jp)やペンデレツキや伶楽舎でも聞いていたほうがずっとマシ。せめてGuitarにTrey Spruanceでも入れればまた違ったろうに。
塊塊 ★★★★★
これは買いだと思います。

DISC1と2は違うセットをそれぞれ収録したものだと思うのですが、どっちも甲乙つけがたいほどテンションの高いセット。同じ曲もやっているので聞き比べるのも良いでしょう。

個人的にはキーボードのJAMIE SAFT。かなり興奮させられました。
これはやばい! ★★★★★
前衛音楽家John Zornの現代型ユダヤ音楽プロジェクト「Masada」。これに電子音楽を加え、よりパワフルにしたのがElectric Masadaである。そのライヴの模様を2枚のCDに納めたこの作品は、異常なまでの激しさが全編を貫き通している。とにかく、演奏メンバー全員のテンションが尋常ではない。最近のZornは、今までのプロジェクトを焼き直した駄作ばかりでろくなものが無かったが、これだけは例外。Zornファン・前衛音楽愛好家はもとより、全ての音楽好きに聞いてもらいたい、2005年で最も危険な作品。


評価/100点中95点


メンバー
John Zorn(as)
Marc Ribot(g)
Jamie Saft(kb)
Ikue Mori(electronics)
Trevor Dunn(b)
Joey Baron(ds)
Kenny Wollesen(ds)
Cyro Baptista(per)