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まけた側の良兵器集

価格: ¥1,700
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: イカロス出版
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マイナー兵器だからこそ面白い ★★★★★
マイナー兵器に光を当てる漫画&イラスト集で、着眼点が非常にいい。マイナー兵器というのは、どれも癖があったが故にメジャーになれなかったのであり、そこのところが非常に面白い。

「桜花」、いいですねー。イラストだけなので、欲を言えば漫画でも取り上げて欲しかった。

本書にふれることで、それまで「ライトなミリタリー好き」だった人間が「コアなミリタリーマニア」に変わっていくだろう。

知識欲が満たされる一冊。


独特の切り口で楽しく読める旧日本軍兵器ガイド第二弾 ★★★★☆
本書を含む作者の著作の特徴は、語られる事の少ない題材をなるべく平易な形式にまとめて、知識の無い人にも興味さえあれば楽しんでもらえる様に工夫がされている点にあります。

題材の特徴を整理して、それをストーリーに生かした漫画を導入部に配置する事でつかみを取り、以後はイラストを交えた詳細解説に移るというのが主な形式となっています。

漫画の内容はコメディ調のものが中心ですが、「九九式狙撃銃」「百式司偵」のエピソードはシリアスにまとめられ、特攻兵器である「回天」と「桜花」については漫画部分がありません。
ストレートに人の命が関わる題材については、無理に茶化す事もなかろうという事でしょうか。(既刊中の「伏龍」についてはその限りではありませんが)

既刊の「末期の水物兵器集」とあわせておすすめです。
末期の水物兵器集
マニア向け・・・でも解りやすい・おもしろい。 ★★★★★
 コミックと文章で構成された専門書? 掲載されている兵器は、マニアックな物が多いです。ある程度知識がないと楽しめないかも・・・
 コミックの部分は、架空戦記に有りがちな派手で荒唐無稽な展開は有りません。そうゆう展開を期待してる人向けでは有りません・・・個人的には個々の兵器の特性(多くは欠点)を生かした展開で非常に楽しめました。落語の様な落ちが付く事も多いです。
 文章の部分は、作者の個人的な意見や見解を正直に示して有り親しみすら湧いてきます。
 また他の専門書なら白黒写真や3DCGを多用されるであろう各所・部分別・細部の解説が、イラストだから線がくっきりして何を説明したいのか・何を見せたいのかが解りやすいです。
 ある程度このジャンルを親しんだ人なら、前作(末後の水物兵器集)共におすすめです。
奇の人の本 ★★★★☆
一言で言うと「別視点からの切り口」
いわゆる有名兵器はほとんど扱われていません。
約250ページ中200ページまでマイナー兵器の解説やイラスト、それに加えて作者の妄想マンガが付いてきます。
残り50ページ強はミリタリークラッシックス、MCあくしずに掲載された見開きイラスト物。

良くも悪くもアク強め。
つっこんで調べて『なるほど』と思うところも有れば、かなり端折って『他の本を読め』といっているような所もある。
イラストやマンガが多い割に初心者には向かない珍しい本なのではないだろうか?
『桜花』と聞いてどういう兵器で、何時、どの様に使われ、どうなったか。そして大まかな三面図くらい書ける人向け。
正直レビュアの私も作中の『白菊』と聞いて思い出せなかった。 というか『赤とんぼ』と混同していた。
それくらい前半部はマイナー兵器が多い。
 中級者にはどうしてこの兵器が作られたのか、どうしてこの仕様になったのか。
自分の中の知識とつながったときに、スポットライトが反対側から当たって別の面がよく見えるようになったかのような感覚が得られて面白い。
おそらくこの段階で読むと本書を一番楽しめる。
 上級者は内容に突っ込みを入れたり、自分の妄想と違うと意見したり好きにしてほしい。

個人的な感覚で言えば速水螺旋人先生と同じくいつまでもこういう本を書いていてほしい、オンリーワンの人。
変わった切り口の兵器解説本です ★★★★★
同人活動をしているころから筆者の作品を知っていますが、この本は筆者のお気に入りの兵器に
対する愛情が溢れ出ています。

筆者の兵器に対する探究心はすばらしいもので、今まで見向きもされていなかった
一等輸送艦などの知られざる兵器たちに光をあてております。

派手な活躍はしなかったけれど、それなりに期待されて開発された兵器に興味のある方には
おすすめの本ですよ。