愛すべき「Ｂ級プラモ」の世界
いわゆるＢ級モデルといわれるメーカーや製品についての「困った君」についての対処方法などについての記事です。
ベテランモデラーには当たり前のことですが、初心者でとまどうことについてです。
ズバリ！！個性をだしたいならＢ級キットでしょ！
「そう・そうだよね」のことですが笑えます。

今回の特集記事は「愛すべきB級プラモの世界」となっています。
確かに(「B級」という表現は如何なものかと思いますが)国産AFVキットや中国・香港・台湾系のキットに比べて面白いアイテムが近年東欧諸国から発売されているので、特集としての着眼点は間違っていないと思います。

内容を読んでみましたが、基本的には、AFVの国産キットや、ここ数年の中国・香港製品を作っていたモデラーが初めて東欧系などのレアアイテムに挑戦する時のヒントと考えた方がよいでしょう。

率直なところ、「プラモデル製作の基本に忠実な工作、修正する際の丁寧な作業」など、基本を根気強くやればどんなキットでも綺麗に完成できるだけの話なので、国産キットなどと比較していかにも品質の劣るような記載はどうかと思います。(確かに紹介されているキットの場合、組立に一定の経験値が必要なことは認めますけれど、「モノも言いようで角が立つ」ということを編集部は理解した方が良いと思います。)

既に、東欧系キットをこなしたり、レジンキット製作の経験者にとっては、知っている、または既に実行している内容なので、お勧めの内容とはいえません。

できれば、書店の店頭で内容をご覧になってから、ご自身の技量に照らして買うかどうかお選びになることをお勧めします。