わかりやすいが、「解説」は薄い
★★★☆☆
孫子の兵法の逐条解説的な本です。パラグラフ(?)ごとに、「翻訳文、原文(書き下し)、解説」がついています。このワンセットの繰り返しです。翻訳と言っても直訳ではなくわかりやすく噛み砕かれています。コンパクトで読みやすいため、孫子の兵法を学ぶにはよい本だと思います。
その一方、孫子の兵法と現在の生活のリンケージ、についてはあまり、というかほとんど触れられていません。触れられていなくても参考になるところは多々ありますが、こういったところにもう少し突っ込んだユニークな解説があれば個人的にはもっとよかったです。
綺麗事に終わらない将帥論・組織論
★★★☆☆
誰もが知る古典の兵法書を、中国・日本を中心とする歴史上のエピソードを交えながら、現代語訳で簡単に読める。戦略・戦術論のみならず将帥と組織に求められる資質等についても多くの頁が割かれており、現代組織人に対して示唆に富んだ内容も多い。
例えば、規律の大切さや賞罰の効果的な使い方は勿論のこと、規則や手続きの簡素化まで人事管理のコツとして説かれている。また将帥に求められる資質として常に客観的な情勢判断ができることが求められていることはもとより、過度な純粋さや人情を持つことが戒められているのが面白い。
戦略・戦術論のみならずリーダー論・組織論にまで及ぶ自己啓発書として読めるが、戦うからには勝たなければならないことが前提となっているだけに、綺麗事に終わっていない点が他の自己啓発書と異なる大きな特徴かもしれない。
タイトルはやや疑問
★★★☆☆
孫子の兵法について、ひとつひとつ、丁寧に日本語の解説がついているところは評価したい。
でも、読んでいて楽しくはないです。
書いてあることは、極めて平凡なもので、
「ライバルに勝つ知恵と戦略」というほどの物は読み取れませんでした。
読み手にもよるのでしょうけれど・・・
他の孫子の兵法を探します
★☆☆☆☆
四書は何度も読み返すほど古典が好きです。孫子の兵法も以前から読みたいと思いたまたま入手しました。しかし、この著書は同意しかねる日本軽視、中華思想偏向が随所に見られ、とても読み辛い本となっています。これが原因で入手してすぐ読むことを挫折しました。今回久ぶりに読もうと意気込んだが、この偏向ぶりには我慢ができず、またも中断してしまった。さらによい孫子の兵法を探すことにします。
私には星一つ分も価値はなかった。
わかりやすい!
★★★★★
漢文が苦手な方でも大丈夫。
最初に守屋先生の日本語訳があるので、とても読みやすい。
しかも、具体例が中国の歴史から取り上げられ、頭だけでなく感情にもひびく解説。
「孫子の兵法」もいろいろなものが出ているが、守屋先生の解説が私には一番理解できた。
文庫本なので持ち歩くことができ、値段も良いと思う。
2冊買いました。1冊は友達へ。これ最高…
★★★★★
2冊買いました。1冊は友達へ。これ最高!!