今までのSPSS本の中で一番役立った
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SPSSを使用するにあたり、何冊が本を買い求めましたが、はやくこの本に出会っていれば!!という思いです。
とくに分散分析においては、対応あり・なしのすべてのパターンが記載されて、シンタックスについても細かく書いてあります。
SPSSを使用するための本なので、統計についての理論については割愛されていますが、この1冊を手元においておけばとりあえずSPSSを使い統計処理を行うことができます。
巻末の参考書籍、webサイトの記載も非常に役立ちました。
注意! SPSSのBase Systemだけでは対応できません
★☆☆☆☆
SPSSを操作しながら読み進めていたところ、本書には掲載されているのに手元のSPSSにはないコマンドがあって先に進めなくなってしまいました。バージョンの違いが原因か? と思い色々試行錯誤しましたがうまくいきません。もう一度「はじめに」の部分を詳しく読んでみると、最期の「本書での注意事項」の所に小さく「本書で解説している分析の多くで、Base Systemの他いAdvanced Modelsが必要になります。ご確認ください。」と書かれていました。手元にあるSPSSはBase Systemのみなので本書はあえなくお蔵入りとなりました。Base Systemだけでは対応できないなんて、入門書なのに、あんまりです・・・ 通販での購入を考えていらっしゃる方、どうぞ私と同じ過ちを繰り返さないでください。本書は超初心者向けなのに、Advanced Modelsが必要です。
かゆいところに手が届いた!
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載っている主な統計分析手法は、t検定、1〜2要因の分散分析(対応あり&なし)、相関、単回帰、名義尺度データ分析(カイ二乗検定やコクランのQ)、順位尺度データ分析(マンホイットニーのU等)などである。シンタックスの使い方や、エクセルへのエクスポートの仕方などについても説明があり、とても親切!小難しい理論の話や計算式は登場せず、徹底した実用の書であると感じました。
個人的に重回帰分析についての説明も載せてほしかったところですが、他書に比べてこの1冊には、その不足を補って余りある情報が詰め込まれています。SPSS初級〜中級者に特にオススメの本だと思います。
SPSSがなくても持っていたいかも
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かなり丁寧に書かれていると思います。
SPSS使用方法の解説を前提としているので、本にも書かれているように、他の教科書と違い、理論の細かい所まで書いてありません。
しかし、他のレビューにあるように手法について、手短に解り易く書かれているので、統計の教科書の2冊目として、一緒に持っていてもいいかもしれません。
統計使い論文を書く人は、SPSSを使うこともあると思うので、最初のうちに統計の本と一緒に持っておくと、いざSPSSを使うときに、あまり迷うことなく進められると思います。
この先生に習いました!
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私は大学時代、心理統計法をこの竹原先生に講義で教えていただきましたし、ゼミもとっていました!とにかく授業も飽きないし、実際の教壇での教え方も非常に親切でお上手でした!竹原先生の本が出版されたと聞いて読んでみましたが、やっぱりわかりやすい!本当にお勧めの一冊です◎