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Spy Vs Spy

価格: ¥1,956
カテゴリ: CD
ブランド: Nonesuch
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New York jazz rebel and advanced record collector Zorn has based several "concept" pieces around his key inspirational sources. Here, he's looking at Ornette Coleman's prime 1960s tune-capsules, imploding them even further, accelerating up to thrash-metal speed, but keeping their careening intricacy intact. This has the effect of re-creating the furore of the time, re-translating the numbers into an updated cacophony, capturing the outrage felt before the originals were finally digested. Zorn's siren-squalling alto saxophone is doubled by Tim Berne, derailing any expectations of Don Cherry trumpet-cloning. They also depart further from Ornette's classic quartet format with the addition of a second drummer. Joey Baron and Michael Vatcher take advantage of the echoey acoustic, crashing out artillery bursts from both sides, the curt themes often going through their whole head-banging barrage in barely over a minute. Zorn also includes four numbers from the 1980s, still very fresh when this album first came out. The 1987 "Feet Music" could almost have been its hit single, working around a straight dance-crash rhythm. An excellent disc to lure in the rock fan, Spy vs. Spy delivers gut tension and cerebral satisfaction in equal measures, swiftly capped by serial orgasmic release. --Martin Longley
鬼才前衛音楽家が、ジャズの巨匠に挑む ★★★★☆
ジョン・ゾーンにとってオーネット・コールマンは、特別な位置にいるミュージシャンのようだ。代表作「ネイキッド・シティー」ではオーネットの定番曲「ロンリー・ウーマン」を取り上げ、オーネットのハーモロディック理論でユダヤ音楽を演奏する「マサダ」が現在も続けられていることからも、そのことは容易に察することができよう。


本作は、ゾーンが初めて本格的にオーネットの音楽と向き合った野心作である。もちろん、前衛音楽界の鬼才として名高いゾーンであるからには、普通のオーネットのカバー集で終わるわけがない。ティム・バーンとの2サックス、ジョーイ・バロンを起用した2ドラムによる超高速・超高密度・超ハイテンションなオーネット解釈に、聞く者はただ圧倒され、たじろぐしかない。過激な前衛音楽は数多あるが、ここまで過激なものはなかなか耳にすることはできないだろう。また、オーネットの音楽の再解釈を促すという意味でも、非常に意義深い作品であろう。


ゾーンの作品の中でもかなり激しい部類に入るこの作品を聴けば、最近音楽を聞いても刺激に乏しいとお嘆きの諸兄も必ず満足できると思う。もちろん、ネイキッド・シティーのような「強烈」な音楽が好きなら気に入ることは間違いない。


評価/100点中80点


John zorn(as)
Tim Berne(as)
Mark Dresser(b)
Joey Baron(ds)
MichaelVatcher(ds)
ジョン・ゾーンのターニング・ポイント ★★★★★
このアルバムを10年ちょっと前に聴いたときは、かなりの衝撃でした。
オーネット・コールマンの曲を、超高速のハードコアパンクのスタイルで演奏するという破天荒なアイデアにまず驚かされ、
ジョーイ・バロンの驚異的なドラミングに感嘆し、そしてジョン・ゾーンの深いコールマン理解に感動。

この方法論をバンドに適応したのが、ネイキッド・シティであり、それが現在のマサダにつながる道を開いたという点で、
ジョン・ゾーン自身にとってもターニング・ポイントとなった作品ではないでしょうか。

結構選曲がマニアックで、当時あまりオーネットはCD化されてなかったので、

オリジナルを聴くために随分都内のレコード屋を回った記憶があります(笑)。

「かっこいー」の一言です。 ★★★★★
超高速ハードコア・パンク・スタイルのオーネット・コールマン曲集。素材となっているコールマンのジャズのからは想像もできないようなアレンジがとにかく「かっこいー」と言いたくなります。このアレンジで改めてコールマンのメロディの美しさが際だつということが興味深いのです。ゾーンのジャズへの愛着が作らせた音楽でしょう。ちっちゃなイラストをパッチワークしたようなアート・ワークも面白い。多作でスタイルもさまざまなゾーン作品ですが,ジャズが好きで,先鋭的なものを求めている方には最もお勧めしたい一枚です。
超高速の音楽。 ★★★★☆
John Zorn のルーツであるオーネット・コールマンのカバー曲集。それにしてもすさまじい速度。この実験音楽に太刀打ちできる者はいないであろう。