ところが、ここで登場する偏微分方程式、複素平面、フーリエ変換やヒルベルト変換といったものは、大学で学ぶレベルのものであり、理工系の者でもない限りきちんと理解することは困難であろう。実際、翻訳者でさえ完全には理解していないのではないかと思われるところもあった。
内容的には画期的な書だと思うが、プログラムが組めてかつ数学が得意な方以外には薦められない本である。
これまでのテクニカル分析に飽き足らない人には満足できる内容だと思います。Mesaが単なる理論ではないことは、R-Mesa 3の成功を見れば、誰もが納得することでしょう。