「形だけワークショップ」への警鐘
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住民参加型まちづくりの手法として、ワークショップがはやり始めたのは1980年代のこと。それから30年近くが経過し、手法としてのワークショップは多くの場所で使われている。しかし、ワークショップさえやれば住民参加になるという誤解、曲解(中には意図的なものも含まれているに違いない)も見られる。
ワークショップをほんとうに、住民主体のまちづくりにするためにはどうすべきか? 理論、歴史、実践を丁寧に描いた良書として、まちづくりに携わる人、ワークショップを運営する立場にある人にとって必携の1冊としてお勧めできる。