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チャイコフスキー : ラフマニノフ:ピアノ協奏曲

価格: ¥1,890
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーレコード
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リミックスは出ないか! ★★★★★
この演奏を聴いて感じることは、指揮者・オケ・ソリストの息が本当に良く合っていること。たぶん、中村紘子さんは指揮棒など見ないでも指揮者の息使いまでわかっているのでしょうね。ピアノソロは自信に満ちあふれていながら突っ走ることなく、もちろん置いて行かれることもなく、またオケもピアノに遠慮し過ぎずかつ邪魔することもなく本当にいい演奏ですね。ただレコーディングエンジニアの好みなのか知りませんが、管楽器の位相がおかしいです。まるでステージのグランドピアノの前にトランペットがいるようなミキシングは残念。リマスターリング、リミキシングされて最適なバランスの録音が出たら即買いだと思います。ソニーミュージックに期待します。
チャイコフスキー、ラフマニノフ、ピアノ協奏曲・中村紘子 ★★★★★
新年早々中村紘子とプラハ響のチャイコフスキーを聴く機会があって、感動よもう一度とCDを探して、この録音にめぐり合いました。

チャイコフスキーはサントリーホール、ラフマニノフは大阪シンフォニーホールで収録。それぞれ3時間で仕上がったそうで、2007年に東奔西走、多亡な合間に1日でコンチェルト5曲を弾き翌日はチャイコンの審査でロシアに飛んだことからも納得。プロフェショナルな超人。
チャイコフスキーは腕は冴え俊敏軽妙にしてダイナミック、ラフマニノフはロシアのメランコリー幽愁をに歌い上げています。
ロシア国立交響楽団、指揮エフゲニー.スヴェトラーノフ。共演も多くお互いの信頼も深く好演となっています。

1990年の録音ですが、スタンウェイの陰影も、ロシア交響楽団の押し出しの強靭なダイナミックレンジをしっかり乱れることなく捉えています、大型のオーディオ装置ならば確認できるでしょう。
コンパクトオーディオでも聴いてみましたがこのオーケストラの実在感のある響き特徴は確認できました。
個人的には音が薄くなり勝ちなSACDよりも充実感あるのでないかと思います。
価格もリーズナブル。


スヴェトラーノフ会心のラフマニノフ ★★★★☆
チャイコフスキーもラフマニノフもどちらも優れているが、ラフマニノフの方が会心の出来ばえ。中村紘子のピアノはテクニックも素晴らしいし音色も美しいが、少々ドライでオケに比べて歌いこみがいまひとつという感じがする。だが、それがかえって、この演奏の場合、オケとのバランスを保つのに一役買っているような不思議な感じがする。どちらの協奏曲も、オケは大編成で、ピアノ協奏曲というよりも「大管弦楽団とピアノのための大交響曲」という感じがする。特に、ラフマニノフのオケ(ソヴィエト国立交響楽団)は聴きもの。これでもか、というくらい一音一音に生命が吹き込まれていて、それぞれのフレーズが大きなうねりとなって、聴く者の耳を襲う。音の大洪水という感じ。どんなに歌いこんでも、それがいやらしくならないのは、ラフマニノフの音楽が指揮者と楽団員の体に染み付き、自然に表現されていて作為的なものがないからなのだろう。後年、スヴェトラーノフが録音した、ラフマニノフの交響曲第2番も同様で、この指揮者のラフマニノフの解釈が一貫したものであり、不変であったことを示しているようだ。同曲のCD,生演奏をいくつも聴いてきたが、この指揮者とオケのコンビによる演奏を超える演奏を、私は今まで聴いたことがない。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だけを評価すれば間違いなく★★★★★(★5つ)です。(ラフマニノフの最後の最後で、トランペットがフォルテシモで思い切り音をはずしているのに、そのまま商品化してしまうのも、ロシア・オケらしい、と納得させられてしまうのは何故だろうか?)
ラフマニノフの美しさはまるでダイアモンドダストの煌めき ★★★★☆
今は亡きロシアの巨匠スヴェトラーノフとの共演。ひと頃何かとロシアとの縁が深かった中村紘子の彼女らしさが凝縮された録音。チャイコフスキーでは録音会場の音響の性格もあってか、オケとの協奏の部分では残念ながらピアノがかき消される部分もあるがソロパートではいつものピアニズムが光る。感動するのはラフマニノフでの稀に見る美しさ。都会的な語り口と繊細の妙はまさに絶品と言える。ピアノとオケの存在感のバランスは対等。ダイアモンドダストの氷の屑が瞬時に結晶の固まりを形成したかと思うと次の瞬間パッと空気中にそのきらめきが放出されるような様は巨匠の大うつわの中で自由に泳ぐ中村の個性がいかんなく発揮された瞬間でもある。