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四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 浅川書房
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居飛車穴熊の好マニュアル ★★★★★
急戦編でも評判のよかった渡辺竜王の著作でしたが穴熊編もうまくまとめられています。
佐藤康光著の最強居飛車穴熊マニュアル以来のわかりやすい居飛穴の本です。
内容を見てみると 藤井システムには触れていません。基本図がすでに端歩を突かず△62王型からすべて始まっている。
最近の傾向として4枚穴熊さえ組まさなければ振り飛車も戦えるという感じからくるものかあるいはページの制限からくるものかはわかりません。

5章に分かれていて1章、2章はプロローグ的な章で。
4枚穴熊に組めた場合の威力とそれを組まさないための手順が記載されている。

3章は、4間飛車の△44銀型です。アマチュアにはもっとも多い戦形かもしれません。居飛車としては松尾流を目指す方針で戦います。
松尾流に組んでしまうと多少先手がよさそうな感じなので(本では松尾流に組めれば勝率8割と記載されています)▲68銀と引いた瞬間に後手が動いてきますがその手順が明快でわかりやすい。

4章は、最近流行形の△32銀型の解説です。ここでも松尾流がキイポイントとなります。それをめぐっての戦いが詳細に解説されています。

5章は、△54銀型の解説でこの形は、松尾流にはさせないという戦形ですが先手としては指し方がたくさんありセンスが問われる形でもあるとのこと。

各章の後にキイポイントとなる局面の問題が出題されていて理解しているかどうか大変参考になる。また2章以降 すべて最初に各局面の竜王の結論が記載されていて興味あるのを先に見ることができたり再確認にもってこいだ。(この手法は羽生の頭脳が最初でしたがなかなかいい手法にように思う)
また各章のおわりに短い文章ではあるが居飛車の戦い方の方針を書いてくれているのもいいですね。

文章書くのうまいね ★★★★☆
急戦編は四間飛車の急所で間に合うと思っていたので穴熊編を買ったが、あまりにも膨大な変化に理解できなかった。文章がうまいので最後まで読めたが、有段者でも読むのは大変だ。まず結果図まで行くのが早すぎる。この局面から数手進んで穴熊有利ってな感じでその後の変化の説明が不足している。とにかく穴熊は堅いからあとは暴れればいいみたいな書き方をされても結果図からの継続手は膨大なものがあり首を傾げる変化がいくつもある。松尾流穴熊は勝率8割あるなど、穴熊有利の展開がほとんどだが石田流や向かい飛車による変化は四間飛車側に分があると思う。四間からの急戦編は30Pしか書かれていないのが不満だが、藤井の本には石田流に組めれば勝ち越すことが出来るらしく、
この変化をもっと書いてほしかった